■[漫画]男クロムの正念場「Dr.STONE」4巻
Dr.STONE4巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) on Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (4)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (4)
ルリの病を治すため、万能薬サルファ剤合成に必要な材料や設備を作る千空。
クロム、コハク、スイカといった科学王国民の協力もあり発電施設まで作り、
あさぎりゲンの協力も取り付けて司に欺瞞情報を送って時間を確保し、
サルファ剤合成へ向けて邁進していくことになるんだけど…
私は大学までは化学を専攻していたのである程度理解できるんですけど、
それにしたって試薬とかはメーカーから買ってので、
0から作ってしまう千空のDASH根性には頭が下がります。
ガラス合成とかは「小説家になろう」とかでもよくやるネタですし、
鉛入りのクリスタルガラスとかも雑学レベルだと思うんですよね。
ただ、硫化水素という天然の毒ガスとかは化学あるあるのネタなんだけど、
防毒マスクの作成からやるとなると緊迫感が半端ないです。
これ、自分で作ったモノに信頼をおくことが前提ですからね。
科学は信じられても自分の力量を信じられない私には絶対に無理です。
そういった意味でも千空は男だなぁ、と思います。
そんな千空に負けず劣らずな男前っぷりを見せるクロムが格好良かったです。
ルリのことを想い、彼女の幸せを願うクロムさんがカッケーんすよ。
腕っ節が評価される御前試合では役に立たないけど、
科学使いとして彼女のために役立てるならそれが本望と言わんばかりですよ。
男前だなぁ。
そして硫酸採取のために千空一人で行かせず、
自分も命をかけて挑むところもカッケーんすよ!
この男前さは大樹を彷彿とさせるところがありますね。
千空と同じ科学的好奇心を持ち、大樹と同じ心意気を持つ…
クロム… お前ってば本当にカッコイイ主人公体質だな…!
さて、最後のキーアイテムである酒を手に入れるために御前試合になりますが、
このバトル展開は少年ジャンプっぽいですね。
それでもそこで役立つのが科学知識になるのはこの漫画らしいですけど、
熱さに関してはジャンプ漫画らしいものがありますので、
5巻も楽しみですね。
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