■[ラノベ]イタチさんの小っちゃいって事は便利だねっ「ほうかご百物語」5巻
ほうかご百物語〈5〉 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守 ひろかず
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-06-10 )
定価:¥ 599
文庫
ISBN-10 : 4048678469
ISBN-13 : 9784048678469
絵師サイト:INFINITY DRIVE
今回は多々羅木兄妹のアフターケアも含めた春休みのお話。
雪女の八雲ちゃんとジジィの熟年カップルもゲスト出演し、
のんびりだけどちょっと大変な日常が面白いです。
主人公の真一が電撃文庫の主人公とは思えない性格なんですよね。
どこがというと「イタチさんのことが大好き」と本音をストレートにぶつけるトコとか。
優柔不断とは対極に居るその本音ダダ漏れ具合にはイタチさんは赤面して困るんだけど、
読者の私としては優柔不断な主人公にイライラしないで済むし、
赤面するイタチさんが可愛いしで全然OKというかむしろ推奨というか。
ただ「青い空を見て綺麗だと言える素朴さ」だからこそなのか、
綺麗な女性を見たらそのまんま褒めすぎて、それが押し掛け蛇女房相手だろうとも同じなので、
イタチさんは可愛いヤキモチを焼いちゃって…
でもそこがまた良いんですよね。
うーん、イタチさんはやっぱり可愛いですなぁ。
今回は妖怪のトラブル的には裏方で元凶は退治されちゃったり、
どちらかというと小さめな事件だったし、イタチさんとか小さくなっちゃってたけど、
こういったのもまた良いかな、とか思います。
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