■[漫画]気がついたらなってた「響 〜小説家になる方法〜」9巻
響 〜小説家になる方法〜9巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:TTT
Kindle版:
Kindle版まとめ買い:響~小説家になる方法~
テレビ局の敏腕プロデューサー相手にも屈さず、
自分が自分であることを貫き通した響。
折れた指の治療はあるけれど平穏な日々を送っていたら、
そろそろまた芥川賞の時期がやってきて…
新人作家に下世話な記者に敏腕プロデューサーにと、
次々と打ちのめしてきた響だけど、
実は一番、響のことを打ちのめすというか振り回しているのは、
最も普通のJKである花代子ちゃんなのかもしれない…
今回は普通に文芸部部長として頑張った結果、
芥川賞・直木賞を獲っている響が全国高校文芸コンクールへ応募するという、
メジャーリーグで活躍する選手が甲子園に出るようなトンデモ展開が生まれて、
しかもそれに文部科学大臣までが絡んでくるという、
ついに政治家までが出てくる事態になりましたよ。
テレビ局の件といい、花代子ちゃんは本当に響を振り回してるなぁ!
タカヤとの仲も良好みたいだし、案外強いな花代子ちゃん。
この年の芥川賞は昨年自殺未遂をした山本春平が獲ってましたが、
かつての作家仲間との対比だとか、偶然出会った咲希への言葉とか、
中々にグッとくるものがありますね。
トンデモ超人な響は格好いいけど、共感性という意味では他のキャラに譲るなぁ。
特に、山本春平のような苦労人を見ると、判官贔屓的な機微も働きますからね。
それはそうと響が妹キャラだったことには驚きました。
しかもお兄ちゃんが常識人で良い人っぽいし…
ホント、突然変異の天才だよなぁ、響って…
はたして大臣相手に大人しくしているのか…
うん、無理だな…!
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