■[ラノベ]人工からの脱皮「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」10巻
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア10巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:大森藤ノ
絵師名:はいむらきよたか
絵師サイト:rainbow spectrum
Kindle版:ソード・オラトリア 10
Kindle版まとめ買い:ソード・オラトリア
DMM電子書籍:ソード・オラトリア 10
本編9~11巻「異端児」編の裏側で起こっていた「ロキ・ファミリア」の作戦の全貌と、
ベルくんが行った「冒険」の甚大な影響が窺えるソード・オラトリア10巻です!
元々この外伝ソード・オラトリアの主人公はアイズとレフィーヤだったはずなんですが、
この10巻に限ってはフィンが主人公と言えましょう。
元々フィンは小人族の英雄にならんとして、あらゆる手段を講じる人で、
勇敢で、冷酷で、現実主義で、何よりも自分の目標を優先する人という印象でしたが…
まさかあそこまでブレないと思っていた人の心までもが、
ベルくんがアステリオスとの戦いで魅せた「冒険」で変わってしまうとは…!
59階層で仲間たちを鼓舞するために言った「ベル・クラネルの真似事は荷が重いか?」
という言葉が自分に跳ね返ってきたのは上手かったなぁ。
あの言葉を聞くと本人が変わろうとするのも仕方ない、と思いましたね。
フィンも英雄である前に、勇者である前に、一人の冒険者ですもんね。
それにしても本編でロキ・ファミリアの活動はかなり手加減されている印象がありましたが、
まさかその裏で闇派閥の残党と戦うために結果としてそうなっていたとは…
確かにそれならヘスティア・ファミリアでも引っかき回せるよなぁ。
というか、むしろよくここまで複雑な状況であそこまでの戦果を得られたモノですよ。
そしてどうしようもないほどに切ないのはアイズですね…
本編でのエピローグではベルくんと少し仲直りできたかのようで安心してたんですが…
まさか心の奥深くではあそこまで激しい懊悩があったとは…!
これはちょっと安心どころか逆に心配が加速してしまうぞ…!
そして、ついに明かされるアイズのスキル…!
予想以上に壮絶で驚嘆させられますね…!
これは… 凄く… 闇が深そうだぞ…
そしてダンメモで新しいSSRキャラが生まれそうだ…!(笑
はたしてアイズが抱える闇が拭われることはあるのか。
アイズのことが心配でなりませんが…
本編にほぼ追いついたのでしばらく外伝は止まるかもしれません。
これは早く本編を進めて外伝も書いて貰わないとね…!
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