■[ラノベ]消える契約と忘れない約束「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員III」」
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員III」
出版社:TOブックス
作者名:香月美夜
作者サイト:香月 美夜
作者twitter:香月美夜 (@miyakazuki01) | Twitter
絵師名:椎名優
絵師サイト:天球堂画報
Web版:本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~
Kindle版:第四部「貴族院の自称図書委員III」
DMM電子書籍:第四部「貴族院の自称図書委員III」
言動が予測不能で危険すぎるということでエーレンフェストに戻されたローゼマイン。
しばらくは平穏な日常が送れるかと思っていたけれど、
そこには印刷業を広めるためにボトルネックになっていた、
ルッツとの間に交された契約魔術の解消が待っていて…
少しずつ下町の家族とルッツたちとの繋がりが断たれていくのは悲しいですね…
マインにとっては数少ない、本よりも優先する幸せの象徴なだけに、
仕方ないこととはいえマインの気持ちを思うと胸が張り裂けそうです。
特にマインの夢が描かれた挿し絵を見てると、それがより一層強まりました。
何てものを見せてくれるんだ…(つД`)
そんなことがあって涙を流しながらも乗り越えて前に進もうとするマインとルッツと、
それを支える周りのみんなを見てると、良い人に恵まれたなぁ、と思いますね。
フェルディナンド様はちょっと厳しいし優しさも分かりにくいけれど、
これからマインにとって長椅子からそれ以上になっていくんだよなぁ…
と思うと割りと感慨深かったりします。
それにしてもハンネローレ様… この頃から本当に間が悪かったんだなぁ…(笑
そして予想以上に可愛いですね、ハンネローレ様!
こんなに可愛い妹がいるなら、レスティラウト様がちょっと張り切ってしまうのも、
何となく分かってしまいますよ。
なるほど、これは可愛い…
アンゲリカの美少女っぷりも素晴らしかったけれど、
それを台無しにする残念さも健在で笑ってしまいましたね。
そんなアンゲリカと似た残念さを見せてくれるローゼマインですが、
一番の問題は変人っぷりに全然自覚がないことだと思いました。(笑
さて、今年はまだまだ本好きの下剋上が盛り上がりますよ。
原作2冊に外伝1冊にコミカライズの単行本にふぁんぶっく3と、
作者の香月美夜さんの体調が心配になるくらいの仕事量です。
取りあえず読者としては読書時間と書籍代を準備しておかないとですね…!
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