本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!

:: 2009/7/7 火曜日::

■[ラノベ]サイト最低、ルイズがかわいそう「ゼロの使い魔」17巻

ゼロの使い魔 17 黎明の修道女〈スール〉 (MF文庫J)
著者/訳者:ヤマグチノボル
出版社:メディアファクトリー( 2009-06-25 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4840128073
ISBN-13 : 9784840128070
作者サイト:hexagon
絵師サイト:DO-RAKU7 ~道楽っぽいブログ的な何か~

前回の引きでどうなるのか不安でたまらなかったのですが、
予想以上、そして期待以上の展開で最高でした!
鬱々とした話だったらどうしよう、と心配してたのが馬鹿らしくなるくらい、
どこまでもヤマグチノボルテイストなエンターテイメントで面白かったです。

恋する才人と信頼するアンリエッタ女王の逢瀬を目撃したルイズの失恋旅行。
泣いて暮らして、酒の勢いで愚痴って、最後に残るのは才人への切ない想い。
可愛いじゃないですか、切ないじゃないですか、そりゃ才人もメロメロになりますよ。
そしてアンリエッタはアンリエッタで何か吹っ切れた感じで魔性の女してるし、
シエスタだって浮気のお仕置きとしてルイズの代わりに頬を張ってたりと、
ルイズに対する友情とか持ってて、それでいて嫉妬するんだけどそれもまた魅力的だし…
何だかんだで才人ってばホント、モテモテなんだよなぁ。
そりゃマリコルヌが私憤爆発するのも当然な贅沢な悩みだよ、うん。

終盤に入るまで、才人の暗殺を請け負う元素の兄妹や、
ロマリアの陰謀とかが暗躍してて色々とモヤモヤしてたんですが、
ラストでのルイズの登場とその活躍はカタルシスを感じて最高でしたね。
特にルイズとアンリエッタの取っ組み合いは才人のハラハラする心情とは裏腹に、
読んでるこっちとしてはニヤニヤしっぱなしでした。(笑

それにしてもタバサの扱いがヒドイ…(つД`)
ストーリーの都合上散々翻弄されてきたタバサがまさか更に酷い目に遭うとは…
正直ルイズのヒロインとしての可愛さやシエスタのいけないメイドっぷりや、
アンリエッタの魔性の女っぷりとか現在の才人ハーレムは凄い面子が揃ってますが、
それでもそれらを押しのけてでも才人と幸せに暮らして欲しいと思いますよ。
次こそタバサに幸せが訪れることを切に願っております…

関連エントリー


ゼロの使い魔 16 (16) (MF文庫 J や 1-19)著者/訳者:ヤマグチ ノボル出版社:メディアファクトリー(…

ゼロの使い魔 15 (15) (MF文庫 J や 1-18)著者/訳者:ヤマグチ ノボル出版社:メディアファクトリー(…

ゼロの使い魔14 (MF文庫 J や)著者/訳者:ヤマグチノボル出版社:メディアファクトリー( 2008-05-21 …

ゼロの使い魔 19 始祖の円鏡 (MF文庫)著者/訳者:ヤマグチノボル出版社:メディアファクトリー( 2010-07-…

ゼロの使い魔 (21) 六千年の真実 (MF文庫J)著者/訳者:ヤマグチノボル出版社:KADOKAWA/メディアファク…


 Comments (0)

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment

HTML convert time: 0.567 sec. Powered by WordPress