■[ラノベ]上条さんマジ空気「とある魔術の禁書目録」18巻
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈18〉 (電撃文庫)
著者/訳者:鎌池 和馬
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-07-10 )
定価:¥ 662
文庫
ISBN-10 : 4048678973
ISBN-13 : 9784048678971
絵師サイト:rainbow spectrum
イギリスまで(文字通り)飛んだら王室のお家騒動に巻き込まれ、
相変わらずの巻き込まれ体質っぷりを発揮した上条さんですが、
今回はフラグ立てっぷりはほとんど発揮しておらず、
上条ラブ度では群を抜いている五和も出番が少なめで、
色々な意味で英国王室に圧倒された感じです。
ジリ貧になっていく英国を立て直すべく、クーデターを起こした「軍事」のキャーリサ。
「人徳」のヴィリアンもその手に掛けるのも厭わないような彼女と騎士団長の前に、
颯爽と現れたのは「神の右席」「後方のアックア」ことウィリアム=オルウェル。
今回の主人公はウィリアムと言っても過言ではないような気がします。
祖国を思うのは誰もが同じながら、採る手段が違ったが為の闘争は、
流石の英国女王っぷりを見せたエリザードが良い所を取っていった感がしますが、
最後の最後で漁夫の利を得たフィアンマのせいで、
上条さんは更なる闘争に首を突っ込んでいきそうです。
しかし上条さんってば御坂の扱いがマジ酷い。
困った時にしか頼られない御坂さんマジ不憫。
地球の裏側では堕天使エロメイドや大精霊チラメイドが闊歩している中、
学園都市で悶々としている御坂美琴の明日はどっちだ。
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