■[漫画]鬼眼姫と七人の死人「3×3EYES 鬼籍の闇の契約者」4巻
3×3EYES 鬼籍の闇の契約者4巻
出版社:講談社
作者名:高田裕三
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ウロボロスの能力で原子力潜水艦を米本土に転移させた喜一。
何とか喜一をなだめようとする八雲だけど、
喜一にとっての地雷である兄の話を振ったがために、
話にならずにヒマラヤの奥地に飛ばされてしまい…
喜一も可哀想なヤツだなぁ…
優秀な兄に比較されて育ったがためのコンプレックスの塊とか、
すごくよく分かるから、とても共感出来てしまうなぁ…
兄への憧れ、そして兄の暴力への恐怖とか、
とてもよく分かるだけに、喜一に自分を投影してしまいます。
だからこそ、喜一が陥ってしまった状況に同情してしまいますね。
平和を求めていたはずなのに、突如手に入れてしまった世界を滅ぼせる力で。
精神的にも暴走しがちになってしまったところに、
自分が既に死んでいて朽ちていくだけの存在だという過酷な現実は、
キツいにもほどがありますよ。
でも、思い返してみれば3×3 EYESってそういう作品でしたね。
普通の日常を送っていた人が突如手に入れた力を持て余して失敗する作品でしたよ。
八雲が不死身の无になったばかりの頃も、
同級生相手に似たようなこと起こしてたしなぁ…
綾小路パイもそうだったっけ…
ウロボロスの存在理由とか気になるところもありますが、
スキウロスの正体も気になるというか。
ニイスホッグってWeb版外伝で出てきたヤツでしょうか…
意外なところからの伏線でビックリですが…
そもそもこの外伝は単行本収録、いつされるのかしら…
もしかして文庫版とかには既に収録されてたりするのかな…?
ちなみにこの単行本直後の話から月刊ヤンマガに移籍されていますので、
続きはそちらで読むことができます。
完結までそう遠くないでしょうけど、最後まで見守っていきたいです。
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