■[漫画]触手エロだけどラブラブです「テンタクル・ラバーズ」
Tentacle Lovers (メガストアコミックスシリーズ No. 158)
著者/訳者:無望菜志
出版社:コアマガジン( 2008-03-19 )
定価:¥ 1,050
コミック
ISBN-10 : 4862523641
ISBN-13 : 9784862523648
作者サイト:◆RUBBISH選別隊HP◆
中欧の小国からの留学生であるお姫様、ファルニバールに想いを寄せるケンゴ。
実は魔法の国のお姫様だったファルの使い魔召喚魔法の失敗に巻き込まれ、
何だかんだでしばらく淫獣の姿にされちゃうというエロ漫画らしい導入。
責任を感じたファルがその身体を提供し、ケンゴは文字通り献身的な態度に感激するも、
やはり体は淫獣なのでファルにエロエロ触手プレイをしてしまうのであった―。
うーん、実にエロ漫画だ。
この漫画の特徴的なトコは触手プレイの根底にあるのが「愛」な点です。
元々ファルに憧れていたケンゴが更に姫様の献身的な態度でマジ惚れ。
そしてファルもケンゴの自分の体よりファルの身を案じる心根に絆され、
真っ直ぐに自分を求めてくれるケンゴに愛情が芽生えてくる訳ですよ。
今まで陵辱という要素が強かった触手プレイに新たな可能性を見せてくれます。
ただまぁ、折角の淫獣、折角の触手ですからね。
淫獣の本能は本人の意志とは関係なく働いてしまっちゃう訳で。
クラスの女子たちとの乱交プレイとかエロエロで大変宜しい。
また、ファルを取られたくない一心で迎えに来たメイドさんを襲ったりと、
そういった読者へのサービスも忘れないトコも良いですね。
触手プレイということでビジュアル的に引く人もいるかと思いますが、
陵辱要素は限りなく低く、ラブコメが基本骨格なのがこの漫画の素晴らしい所です。
ファルが何だかんだで愛欲の虜になってエロエロになるのは嬉しいですし、
綺麗にハッピーエンドで終わっているのも微笑ましくすっきりします。
しかし、無望菜志さんを月姫研究室さんトコで掲載された残暑見舞いで知ってから
長いこと経ったと思ったけどもう商業デビューかー
この調子で頑張って頂きたいです。
ちなみに読めない人がいそうなので一応補足しておきますと無望菜志は「なもなし」と読みます。
それとカバーを外すとエロくて面白いのが見られるので開けてみることをお勧めします。(笑
最近のコメント