■[ラノベ]ベタのベタベタ、ラブコメ王道一直線「乃木坂春香の秘密 7巻」
乃木坂春香の秘密 7 (7) (電撃文庫 い 8-13)
著者/訳者:五十嵐 雄策
出版社:メディアワークス( 2007-12-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4840241155
ISBN-13 : 9784840241151
表紙を捲るとそこは温泉ラブコメだった…
健全な青少年もといオタ予備軍を量産するラノベ「乃木坂春香の秘密」 コッテコテでベッタベタなラブコメ展開はとどまる所を知りません。いざ進めや温泉、目指すは雪山、と最上級の舞台へと突き進みます。何というかラノベの世界における「ラブひな」ですな。
温泉と言えば卓球イベントがありますし、浴衣も当然はだけます。
そして勿論主人公が間違って女湯に入ってしまうハプニングもあり、更にヒロインの一人に庇われて隠れたりするイベントもあるわけですよ、ええ。
しかも雪山とくれば遭難→山小屋→人肌…三連コンボがくるわけなんですよ! もうね、どこまでベタなんだと…!
はっきり言ってこれほどまでにベタベタな作品はそうありません。しゃあさんのえっちぃイラストと相まってもう凄いことになってます。奇抜な展開とか一切なし、ひたすら読者の期待に応えまくった内容です。
ある意味、究極的に空気を読んでいる作品と言えましょう。
あんだけラブラブなのに恋愛に関しては初心も初心な乃木坂さん。そして諦めきれない椎菜を筆頭に無口メイドや妹と他のヒロインも盛り沢山。でも主人公は基本的に優しさが取り柄の良い人なだけなんですよねー そこが青少年たちに希望を持たせている要因であり、人気の秘訣なのかなー、と。
しかしここまで安定飛行している作品も珍しいですよね。TVアニメ化も決まったことだしこのまま胸焼けするような展開が続いてくれたらな、と思います。
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