■[漫画]スマホの時代のクラシックスーツ「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」3巻
王様の仕立て屋~下町テーラー~ 3巻
出版社:集英社
作者名:大河原遁
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東京の下町で恩のある親方の代役でテーラー店主をやる織部悠。
時代に即した内容も出てくるけれど、
日本人が陥りがちなスーツのいろはに触れながら、
今日もナポリ流のクラシックの腕が冴え渡ります。
帯には西尾維新が調べた通算55巻、837着以上という文句がありますが、
それだけ作っている織部でも初の工夫がこの3巻にはあります。
それが「お台場の大砲」の回なんですが、
今回のお客さんは落ち着いた年配であり、
自分の人生に矜持を持っていて、何よりお台場仕立てに愛着があるという、
織部が好きなお客さんなわけですが…
まさか、スマホ用の内ポケットとはなぁ…
でも、ケメ子の言う通り、今は切符もペンもスマホ一つですむ時代ですからね。
むしろ、スマホ用の内ポケットは必須だと言えましょう。
スマホカバーみたいに気軽とは言えませんが、
スマホのサイズに最適な内ポケットにするサービスとか、
フルオーダーじゃなくても対応できたりすると嬉しいかもしれません。
それにしても織部もスマホを頑張って触る時代か…
連載開始は2003年だからスマホという言葉さえなかったのになぁ…
真剣に織部の年齢を考えたらヤバイことになりそうだから、
この漫画の世界はサザエさん時空ということにしておいた方が良いかもしれない…
そして今回の描き下ろしナポリ日記ですが…
ラウラたんがドゥーチェ、もといアンチョビのコスプレしてたのには笑いました。
確かにイタリアの金髪ツインテだもんね!
そりゃ似合うよ!w
しかし日本編も3冊とこなれてきましたなぁ…
そろそろ寒鰤屋が出てくる可能性がなきにしもあらずな気がしないでもないですね!
先日のグランドジャンプ最新号では骨董屋が出てきましたからね。
次号では出てくるに違いない…!
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