本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2019/9/25 水曜日::

■[ラノベ]この世全ての魔「処刑少女の生きる道 2 ―ホワイト・アウト―」

処刑少女の生きる道2 ―ホワイト・アウト―処刑少女の生きる道2 ―ホワイト・アウト―
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:佐藤真登
作者サイト:佐藤真登
作者twitter:佐藤真登 (@qazxsw020119) | Twitter
絵師名:ニリツ
絵師サイト:ニリツハイハン
絵師twitter:ニリツ (@Ann_NH) | Twitter
Kindle版:処刑少女の生きる道 2 ―ホワイト・アウト―
Kindle版まとめ買い:処刑少女の生きる道
DMM電子書籍:処刑少女の生きる道 2 ―ホワイト・アウト―

純粋概念を魂に宿した日本からやってくる異世界人を、
世界に害を及ぼす人災になる前に処刑する役割を負った神官メノウ。
【時】の純粋概念を持つが故に死んでも回帰して復活するアカリを殺す手段を探すため、
アカリを伴って聖地への巡礼路を旅するメノウとアカリの二人が向かったのは、
四大人災の一つ、<霧魔殿>を臨む港町リベールで…

実を言うと1巻を読んだ時点ではアカリがラスボスになると思ってたんですよ。
だって、まどマギでもほむほむはラスボスになったじゃないですか。
時間を何度も回帰して親友のメノウを死なさないようにするとか、
とってもほむほむじゃないですか。
だから、アカリがラスボス的な存在になると思ってたんですけど、
そんな安易な想像を裏切る展開になって驚きました。

メノウが強いのは分かってましたけど、
まさかアーシュナ姫殿下を完封できるほどに強いとは思わなかったです。
でも、そんなメノウが「時間切れ」を狙わないと撃退できないとか、
四大人災はマジ半端ないっすわ。
これで小指の先っぽなんだから、わりと絶望しかないですね。

それと今回中ボスみたいな立ち位置だったマノンさんですが、
彼女が一番感情移入しやすかったかもしれません。
子供の頃から周りに役割を期待されても素質がなくて、
それ故に禁忌になろうとするとか、わりと悲劇だと思います。
まぁ、単純な被害者で終わってないところが中々にしたたかだな、とも思いますが。
あと、麻呂眉可愛い。

取り敢えず当面の目標は決まったみたいだけど、
メノウとアカリの二人の前に立ちはだかる試練はかなりキツそうなので、
心が折れないように祈るばかりであります…

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