■[ラノベ]愛煙家パーカー女子の物語「横濱SIKTH -けれども世界、お前は終わらない-」
横濱SIKTH -けれども世界、お前は終わらない-
出版社:LINE
作者名:ニリツ
作者サイト:ニリツハイハン
作者twitter:ニリツ (@Ann_NH) | Twitter
絵師名:ニリツ
絵師サイト:ニリツハイハン
絵師twitter:ニリツ (@Ann_NH) | Twitter
Kindle版:横濱SIKTH ―けれども世界、お前は終わらない―
DMM電子書籍:横濱SIKTH ―けれども世界、お前は終わらない―
行政特区となった横濱。
人種と企業とそのものが入り乱れ、
シックスと呼ばれる異能者が出てくるようになった街で、
JKなのに愛煙家のセカイが出会った青年まぜるが出会うボーイミーツガール。
イラストレーターのニリツさんが作家として小説を執筆!
という訳なんですが、最初聞いた時は「???」でしたね。
私はニリツさんとはハルヒ同人の頃から付き合いがあって、
今でも年に数回は一緒に飲んでいるので、
この作品のことも世に出る前から聞いてはいましたが、
それでもやっぱり初めて聞いた時は驚いたというか。
ニリツさんがイラストレーターであることに矜持を持っていて、
講師とかもしているのを知っているだけに、
作家にもなるとかどんだけ属性盛るつもりなんやと。
まぁ、元々ドラマーではあったから更に作家という属性をつけても、
あんまり変わらないのかもだけども。
アレですかね。
ニリツさんと同じくハルヒ同人時代を生き、
今では商業で活躍しているミハルさんが、
小説家が主人公の「響」を描いているのも影響しているのかも知れませんね。
わりと二人とも向上心とかライバル心強いからなぁ。
さて、内容についてですが、
前述したようにニリツさんとは仲が良いので、
贔屓目なしに見ようとしても身贔屓なところが入ってしまうので、
それを前提にして読んで欲しいんですけど…
これがまぁ、普通にライトノベルしてて面白かったです。
ラノベを読んでてつまんないと思ったら途中で読むのを止めることが多いので、
最後までサクサク読み切ってしまったので正直ちょっと安心しました。
ボーイミーツガールで異能バトルとかラノベとしてコッテコテな内容なんですが、
あんまり既視感がなかったのは主人公がタバコを吸うJKだからなのか…?
もちろん拙いところはまだまだあります。
登場人物が読者にわかりやすいやたら親切に状況説明とかしてくれるところとか、
もうちょっと改善の余地はあるんじゃないかな、とか思ったりしますし。
竜眼寺のメンヘラっぷりとかキマってて面白かったし、
ノ々乃ちゃんのおっぱい描写とか最高だったし、
他にも細かい感想を書きたいけど、どうしても贔屓目になっちゃうので、
シンプルにまとめて一言で言うと、
「面白かったので続きを読みたい」
になります。
細かい感想は今度飲みにいった時に直接伝えたいと思います。
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