■[漫画]集結する不死身衆「UQ HOLDER!」21巻
UQ HOLDER!21巻
出版社:講談社
作者名:赤松健
作者サイト:AI Love Network
作者twitter:赤松 健 (@KenAkamatsu) | Twitter
Kindle版:UQ HOLDER! (21)
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雪姫が不在のところを狙って襲撃をかけてきたバアルとその眷属たち。
ナンバーズの中でも最強の一角である七尾・セプト・七重楼と獅子巳十蔵が、
バアルに操られたせいで不死身じゃなかったら何度も死んでしまうくらいの激戦が繰り広げられ、
宍戸甚兵衛がついにその本領を発揮しはじめることに…!
20巻の時点ではヨルダ・バォトも金星出身の真祖だと思ってたんですが、
どうやらバアルの言葉によると地球出身の天才、ということみたいですね。
不世出の天才にして報復型憑依能力による不死性と無限共感能力を備えているが故に、
人類の楽園たる裏火星を創造したのにそこでも戦乱が起こってしまったため、
”完全なる世界”を作り出そうとい計画に至ったのは理解できますが、
巻き込まれる方は溜まったもんじゃない、というのが前シリーズの「魔法先生ネギま!」だったわけで。
さて、今回随一の見どころはやはり甚兵衛vs十蔵の師弟対決でしょう。
800年間剣技を磨いて、ついには神をも斬る域にまで至った十蔵と、
そんな十蔵が未だに全容を捉えられない甚兵衛。
甚兵衛が言うように気軽に飲んで本音トークをしてたらこんなことにならなかったでしょうけど、
そういったことが出来ない人間性(不死だけど)だからこそ800年も剣を振り続けてたんだろうな、
と、登場したばかりなのに十蔵というキャラを何となく理解しています。
それにしても甚兵衛が持つイレカエという能力の正体が凄いですね。
高次元空間からの俯瞰による操作能力とか、
十蔵が言っているように神の領域だと思うんですけど、
それに溺れることなく、たまたま手に入れた理由不明の能力だと自覚し、
自分を見失っていないところが甚兵衛の一番凄いところだと思います。
そういった凄さを身近でずっと感じていたからこそ、
十蔵はバアルに操られる隙ができちゃったんだろうなぁ。
不死者同士の戦いなので延々と戦うことになりそうですが、
そこは刀太と雪姫が参戦したことで一気に決着まで行くことになると思います。
ただ疑問なのがバアルが何故、今、この時に奇襲をかけてきたかなんですよね。
バアルの行動原理は今回語っていたように地球人類の教導とヨルダの支援なんでしょうけど、
誰が封印を破ったかが気がかりです。
しかしシリアス編が続いたのでそろそろエロコメ編に戻って欲しいところですね。
次の22巻に期待です。
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