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:: 2009/8/18 火曜日::

■[漫画]おがきちか初期作品「ハニー・クレイ・マイハニー」

ハニー・クレイ・マイハニー (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社: 少年画報社 (2001/11)
定価:¥ 520
コミック
ISBN-10 : 4785921455
ISBN-13 : 978-4785921453
作者サイト:
作者サイト:SWS

おがきちか初期作品というのは流石に手に入れるのが難しく、
一応Amazonでも買えるのですが、昔の作品は稀に日焼けが酷いものがあるので、
できるだけ綺麗なの欲しいという我が儘でずるずると過ごしていた訳ですが、
先日コミケ遠征で秋葉原行った時にCOMIC ZINで状態の良いモノを見付けまして。
品揃えがマニアックだと聞いてはいましたがまさかこれほどとは…
ちなみに後日、ZINの塚本さんと偶然お会いしたのでどうやって注文したのかお聞きしたのですが、
具体的な手法は紹介できませんが、かなりワイルドなやり方でした。(笑
お陰様で新品を手に入れることが出来たので大変感謝しております。
一応まだ1冊残ってたので、秋葉原店に行けば新品がまだ手に入るかも知れません。

で、本の内容なのですが全5話の表題作と1話完結の短編で出来た短編集で、
今までおがきちか作品は長編作品しか触れてこなかったので割と新鮮でした。
2000年の作品なのに、約10年前に描かれたものとは思えない面白さがあり、
今でも充分通じる作品だと思います。

「ハニー・クレイ・マイハニー」は考古学者が偶然発掘したヘンテコな埴輪に、
転んだ拍子に口付けしたら埴輪が女の子になって、ご主人様として慕ってくれるように…
といった風で「空から人外の女の子」系のよくある設定なんですけど、
ハニちゃんの可愛さに主人公ともどもメロメロになり、大変楽しめました。
それと「仔羊は迷わない。」も一途で良いですよねぇ。
割とバイオレンス系ですけど、それはそれで。

短編はボーイミーツガールだったりラブコメだったりがメインでしたが、
そういうのが好きな私には大変ツボな1冊でした。
Landreaallはまだまだ終わりそうにないけど、
たまにはこういった短編を描いてもう一冊短編集出してくれないかなぁ。
どうやらまだ単行本未収録の作品もあるようですし、ね?

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 Comments (1)

1件のコメント »

  1.  わー! 懐かしい! 私、発売と同時に買いましたよー。おがきちか先生は「ハニー・クレイ・マイハニー」が一番、面白かったです。次の連載がちとトーンダウンしてしまい購入を断念しましたが、独特の絵柄と斬新なストーリーは素晴らしかったです。
     処女単行本でこの出来ですから、経験を積まれれば恐らく、第二の二宮ひかる先生になられるのではないかなーと思っております。というわけで、二宮ひかる先生の「ナイーヴ」改訂版が出版されたのには大層、驚きましたが、なれば「ハネムーン・サラダ」の改訂版も希望! 「ハニー・クレイ・マイハニー」がお好きな方には絶対に「ハネムーン・サラダ」お奨めします。
     ……「ナイーヴ」も内容がキツイ点を除けば面白いのですが、逆に最近では、もっとキツイきづきあきら先生が台頭していらっしゃいましたから、うむむという感じです。きづきあきら先生の作品は、本当に読んでいて胸が痛くなります。

    コメント by Mya — 2009/8/20 木曜日 @ 4:03:33

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