■[ラノベ]アンタッチャブルの証明「魔法科高校の劣等生 31 未来編」
魔法科高校の劣等生31 未来編
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
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USNAのパールアンドハーミーズからカノープス少佐を脱獄させた達也。
常識はずれのワンマンアーミーにペンタゴンも驚愕し、
エドワード・クラークは自らが置かれた状況に危機感を募らせ狂気的に達也排除に動き、
ベゾブラゾフはそれに便乗して達也とUSNAもろとも葬り去ろうとし…
以前から作中のUSNA軍のグダグダっぷりには懐疑的だったんですが、
昨今のアメリカでの新型コロナ対応のグダグダっぷりを見るに、
案外リアリティがある描写なのでは? と思い始めた今日このごろです。
ウォーカー大佐の潔さはとてもアメリカらしいな、と思いましたけども。
逆にエドワード・クラークは最後まで見苦しかったですね。
被害妄想を募らせて他国の軍人すらも巻き込んだ一大攻勢も、
四葉家と達也によってい一蹴された上に逃亡を図って分解されるとは、
最期まで情けないな、と思いますね。
佐伯少将に関しては喧嘩を売っちゃいけないとこに喧嘩を売って、
余計な敵を増やして見事に左遷されちゃったなぁ、と。
脇が甘すぎましたから仕方ないよね…
これで独立魔装大隊がもうちょっとまともになると良いんですけども。
それにしても達也はもう本当に何でも有りな状態ですね…
ただ、深雪を守るために矢面に立ってしまうこと自体が、
深雪の心を痛めているのはちょっと切ないですが…
そんな切なさとは逆ベクトルのリーナが深雪の隣りにいることになるのは、
とても良い変化じゃないかな、と思う次第であります。
深雪は達也にフィアンセと言われただけで歓喜するチョロさもあるので、
今後もリーナが活躍して深雪の心を軽くしてくれたらな、と願っています。
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