■[ラノベ]土豪と王家の恋物語「魔弾の王と凍漣の雪姫」5巻
魔弾の王と凍漣の雪姫5巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士さん (@kawaguchi_tsu) / Twitter
絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
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来月の新刊チェックしてたらいつの間にか5巻のKindle版が出てました。
今までダッシュエックス文庫は新刊が出たらその前の巻のKindle版が出るという、
とても売る気がなさそうなやり方だったのですが、いつの間にか解消していたのでしょうか。
出来れば今後は紙と電子の同時発売が一般化してくれれば良いのですが…
4巻でアスヴァールでの政変がギネヴィア王女の勝利で決着し、
その際に聞いたヴォルン家に関係ありそうな魔弾の王の伝承を調べに、
森と山の国のザクスタン王国に赴くことになったティグルとミラ。
ただ、王家と有力土豪との間に抗争が起きている上に魔物が出てきて…
今回は土豪の女当主ヴァルトラウテと王家の優しい王子様アトリーズの恋が見どころですね。
立場がある男女の恋、という意味ではティグルたちと同じですが、
お互いの家が友好的ではなく、男側の親が非協力的というのが違います。
おそらくティグルたちが来なかったら悲劇的な結末にしかならなかったんでしょうが、
ティグルたちが協力してくれることで魔物の被害も食い止め、
土豪と王家の問題も解決の道筋が見えるという、良い方向に転がったのは良かったです。
ザクスタン王国という、仲が良いわけではない隣国の王家に縁が出来たのは、
ティグルの今後を考えると良い結果を生みそうな気がしますね。
それと表紙にも出ている新しい戦姫のオルガですが、
こちらは原作とほぼ同じキャラですね。
真面目すぎるが故にドツボにハマって広い世界で見聞を広めるというのは同じですが、
ティグルに恋しているからこそなのか、ミラがそんなオルガを暖かく見守り、
オルガが懐くというのは新鮮でしたね。
それにしてもおっぱいを揉むまでの仲になるとは…
これは尊いですよ…
オルガと逆にエリザヴェータはわりと悲惨な目に遭ってそうですね…
死んだのでは…? と思って不安になってましたが、
エピローグでちゃんと生きてるっぽいのがわかって安心しました。
ただ、ヒドイ目に遭ってるのでリーザが好きだった私としては心が痛いところです。
次の6巻での出番があるかは微妙だけど、彼女にも救いがあって欲しいものです…
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