■[ラノベ]独身(30)の体を張ったネタに敬礼!「とらドラ6!」
とらドラ 6 (6) (電撃文庫 た 20-9)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:メディアワークス( 2007-12-10 )
定価:¥ 578
文庫
ISBN-10 : 4840241171
ISBN-13 : 9784840241175
相変わらず過激なまでに青春していて、そして恋愛しているなぁ。
今回は公式サイトのあらすじにあるように北村の話です。
そしてその表紙が心の兄貴こと狩野すみれの男らしい姿というのがたまらんね。
でも、最後まで読みきってから表紙を見直すとまた違った感慨が浮かんできます。
兄貴…
どこまでも真っ正直な男である北村が悩み苦しみ、そして突き抜ける勢いで立ち直る話。
竜児や大河といった周りの人間が悩んでいる北村を立ち直らせようと動いたり、
良い所であの人が背中をドンっと押したりする青春っぷりがたまらんですよ。
特にラストの北村の思い切りの良さは純情な青春が爆発していて大興奮ですよ。
イラストの使いどころも良いですよねー
それとやはりみのりんですよ!
元気活発天然爆走なみのりんですが、悩みとは無縁じゃないのはご存知の通り。
そんな彼女が写真選びの時に見せる可愛さったらもうね! 萌え殺す気かと!
そして彼女が恋に関して追い詰められていく様もまた魅力的だから困る。
ちなみに彼女が大人だと評した亜美が最後で大人になりきれてないのも良いですねー
ばかちー株が急上昇しました。
大人と言えば忘れてならないのは独身(30)こと恋ヶ窪ゆりちゃん。
カラー口絵の時点で読者にその偉大というか捨て身というかそんなお姿を見せてくれたSir・ティー
声優は田村ゆかりですよね、と思えるようなセリフをキメちゃったりと大活躍です。
己の崖っぷち人生のラストかもしれないチャンスを棒に振ってでも生徒の為に行動する。
そんな彼女の姿勢は凄く好印象で、何故結婚できないのか理解に苦しみます。
私ならいつでもウェルカムですよ?
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