■[ラノベ]壁を突き破れ!「声優ラジオのウラオモテ #03 夕陽とやすみは突き抜けたい?」
声優ラジオのウラオモテ#03 夕陽とやすみは突き抜けたい?
出版社:KADOKAWA
作者名:二月公
作者twitter:二月 公さん (@nigatsu_kou) / Twitter
絵師名:さばみぞれ
絵師twitter:さばみぞれさん (@sabaaa_m) / Twitter
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由美子と千佳の通う高校への凸に端を発する騒動も、
応援してくれるファンの願いによって何とか落着した頃。
由美子はオーディションに落ちまくるも、
何故かオファーされた神代アニメのオーディションに合格してしまう。
しかしその現場はベテランたちが集い、音響監督からもダメ出しをされ…
あらすじが不穏すぎたので連休で気力を120%回復させてからでないと読めませんでした。
編集の方はもうちょっとこう、手加減というか…
でもまぁ、実際読み始めてストレスフルなところを乗り越えたら、
一気にページをめくる手が止まりませんでしたね。
そこは流石の面白さだと思いました。
この作品は由美子視点で書かれているため本人だけが気付かずに、
周りの声優や読者は気付いているんですが、由美子はとても天才なんですよね。
隣りに実力と人気を兼ね備えた千佳がいるからコンプレックスを感じているけれど、
声豚声優のめくるんをトロけさせるほどに魅力的だし、
千佳が嫉妬し、大御所声優も気に掛けるほどに才気が溢れているんですよ。
ただ、乙女姉さんが言ってる通りに事前準備が出来てなかったのは確かなんですよね。
17歳の子に言うのは厳しいとは思うけれど、曲がりなりにもプロだからなぁ。
ラジオで相談してきていた野球やってる子で例えると、
外野守備しか練習してこなかったから、偶々レギュラーが空いた内野手になる機会を逃した、みたいな。
目指すものがあるなら、日頃から手札を増やしておくというのは確かに重要ですよね。
とはいえ由美子は陽キャというかとても良い子なので、
悩んだら周りの頼れる大人や気の許せる友達に頼るんですよね。
これが実に大きいことだと思います。
そんな由美子でも最後の最後まで千佳に頼れないあたり、
本当にライバルなんだなぁ、と思いますね。
逆に、最後の最後に頼れるからこそライバルなんだなぁ、とも思いますが。
ラストの由美子が役に入りきっての収録は熱かったですね。
アクタージュの夜凪景を彷彿とさせるものがありましたよ。
声優として、役者としての大きな壁を突き抜けて成長しているのに、
本人だけが気付いてないというのが面白かったですね。
あと、一つだけ不満だったのが…
千佳が由美子のおっぱいを揉まなかったんですよね…!
服の上からで良いから是非とも揉んで欲しかったです。
4巻では是非とも揉んで貰いたいものであるなぁ、と思った次第です。(結論
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