■[漫画]ロハスロハス「カナカナ」1巻
人の心の声が聞こえてしまう少女、佳奈花。
頼れる親類もおらず、能力を悪用しようとする親類しかおあらず、
逃げ出したカナカが出会ったのは心が南国の風景の日暮正直(まさなお)だった。
見た目はワルだけど豪放磊落なバカな正直はカナカを助けることにして…
サンデーSで連載しているベテラン作家の西森博之さんの新作です。
昨年末に出たんですが読んだのが今年に入ってからだったので感想書くタイミングを逃してました。
2巻が春頃に出るということなので、出る前に書いておかないとなー
という訳で今更書いている次第であります。
まぁね、西森博之作品という時点で面白いのは確定しているわけですよ。
私は「道士郎でござる」が一番好きなんですが、
この「カナカナ」は「お茶にごす。」が近いかもしれませんね。
デビルってほどに恐れられてはいないけれど、
ガタイの良いコワモテって時点で恐れられますからね、正直は…
しかしカナカちゃんは心が読めるので、正直の美しい心がわかるのです。
まぁ、美しいというか脳天気というか、その… バカというか…
そんな正直だから心を許してほぼ初対面なのに実の親子みたいに心を通わして、
あっという間に惚れちゃうわけですよ…
あらまー、小学生にも上がってないのに女の顔しちゃって…
そりゃ心が読めちゃえば否応なく心は一気に成長しちゃうだろうけども。
とはいえ実年齢は親子ほどに離れてるからなぁ。
「うさぎドロップ」とかあるけど、この「カナカナ」もそっちに行くのかしら…
まぁ、何にしても西森博之作品らしい面白さが詰まってるし、
「お茶にごす。」よりもだいぶロハスなので、
ストレスフルな世の中で一服の清涼剤って感じなのでお勧めです。
サンデーうぇぶりでも読めますので第1話も読めます。
ですので、是非どうぞ。
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