■[漫画]論理男子と昭和女子のめんどくさい恋「恋は論破できない」1,2巻
恋は論破できない1巻
出版社:スクウェア・エニックス
作者名:柳原望
作者サイト:つれづれやな に
作者twitter:柳原望さん(@nozyanahara) / Twitter
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恋は論破できない2巻
出版社:スクウェア・エニックス
作者名:柳原望
作者サイト:つれづれやな に
作者twitter:柳原望さん(@nozyanahara) / Twitter
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弁護士の母に憧れ論理的な生き方をしてきたばかりにロンリーな生き方をしてきた仁令現人。
しかしそんな彼も、大学の学祭実行委員会で出会った昭里和という女性に一目惚れをして、
論理では説明されない恋の魔法に囚われてしまったのだった…!
「高杉さん家のおべんとう」の柳原望さんがヤングガンガンで連載を開始した、
めんどくさい男子とめんどくさい女子のラブコメが1,2巻同時発売です。
主人公の現人は大学生になって初恋という遅すぎる思春期を迎えてますが、
それを家族に相談できるあたり、とても良い家庭で育ったんだな、というのはわかります。
ただ、普通なら小学生か中学生の頃に経験しただろうものを、
大学生になってから初体験しているので、
色々と生暖かい目で見ちゃいますね。
まぁ、それでも現人なりにちゃんと動いてるし、
失敗もするけれど頑張っていると思いますよ。
何しろお相手の和ちゃんが名前の通りに昭和女子だからなぁ…
スマホやパソコンが怖いから家電しかない上に、
怖いおじいさんが門番として立ちはだかるとか、
アラフォー以上じゃないと経験したことがないんじゃないかな…
あれはかなり心臓に悪いんだわ…
しかし、スマホを持ってないと待ち合わせに失敗するとか、
昭和あるあるすぎて懐かしかったですね…
あの時のハラハラとかは携帯電話が普及した平成から死滅したと思いましたけど、
まさか令和になってから追体験できるとは…
ちなみに名古屋駅の銀の時計と金の時計の勘違いは割りとあります。
素人は「時計」と言われれば目立つ金の時計に行くけど、
玄人は銀の時計に行ってしまうから勘違いをするんですよね…(←経験者
現人は一々めんどくさいけど、悪い子じゃないんですよね。
遅すぎる思春期にはヤキモキするところはあるんだけど、
そこを含めて個性だとは思います。
論理的な生き方を学んできたからアンガーマネジネントもちゃんとしてて、
そういうところは美点だとは思うんだけど…
たまに人の感情とかすっ飛ばしちゃうのは玉に瑕かな…w
まぁ、経験値が少ないから仕方ないよね。
和ちゃんは美人だけど大人しそうだし過保護な祖父に育てられたので、
「現人に流されてるないかな…?」と最初は心配してたけど、
読んでるとそうじゃない、というのがちゃんとわかるんですよね。
祖父にだってちゃんと意見を言うし、
嫉妬だってするし、自分から気持ちを伝えたりするわけで…
うーん、現人よりもしっかりしているかもしれない。
それにしても1,2巻同時発売は英断でしたね。
とてもキリが良いところで区切られているのでスッキリ出来ると思います。
雰囲気は「高杉さん家のおべんとう」に近いけれど、
ラブコメ純度はこちらの方が圧倒的に高い上に、
こっぱずかしさもかなり高いのでラブコメ好きは楽しめると思います。
人によってはこっぱずかしさが過ぎるかもしれませんのでそこはご注意ください…w
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