■[漫画]社交性エクストリームモードの英雄「そのへんのアクタ」2巻
そのへんのアクタ2巻
出版社:白泉社
作者名:稲井カオル
作者サイト:171号室
作者twitter:稲井カオルさん(@Kaoru_Inai) / Twitter
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DMM電子書籍:そのへんのアクタ (2)
宇宙から来たイズリアンとの戦闘が日常になったゆるゆるアポカリプスで、
戦闘バカの終末の英雄、芥仁が鳥取に左遷されて、
平和ボケの日常に適応障害を起こしながら過ごしていく「そのへんのアクタ」2巻です。
まさかヤングアニマルZEROがちゃんと続いて2巻が出るとは思わなかったなぁ…
基本的に稲井カオルさんの作品はシリアスになりきれないというか、
シリアスかと思わせてコメディ、という作風ですので安心して読めますね。
基地の同僚に嫌味を言われても通じないかと思えば、
高校生みたいな喧嘩をしていて、とてもアホらしくて面白いです。
1巻終盤でイズショット(特攻兵器)に細工をされて不具合を起こされてたけれど、
それらの原因は芥が来る直前に出奔していた桐生隊長が原因だったんですね。
桐生隊長本人が悪いというわけではなく、
みんなにとって太陽のような存在だった桐生隊長が、
芥が左遷されてきたせいで出奔したと考えた人が、
どうにかして戻ってきて欲しいから起こした騒動だったわけで…
まぁ、そういった問題もシリアスになりきれず、
桐生隊長も陽キャに見せかけたちょっと困った人だったりと、
基本的に笑えるコメディになってて面白かったです。
あと、芥と百福さんの仲が少しよくなってて微笑ましかったですね。
3巻では芥がもうちょっと基地の人たちと馴染めると良いですね。
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