■[漫画]幸せのスタートライン「3月のライオン」16巻
3月のライオン16巻
出版社:白泉社
作者名:羽海野チカ
作者twitter:羽海野チカさん(@chicaumino) / Twitter
紙書籍通販:3月のライオン (16)
Kindle版まとめ買い:3月のライオン
DMM電子書籍:3月のライオン (16)
表紙は暗めの色調だけど、中身は光属性が溢れるものでしたね…
という訳で約2年振りの新刊となります。
新型コロナ禍でのアナログ作業は大変でしょうし仕方ないと思います。
その間に文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞されたり、
FGOでお仕事をされたりと色々とご活躍をされるだけでなく、
漫画友達である三浦建太郎さんを亡くされたりと大変なこともありましたね…
読者である私もツラかったけど、羽海野チカさんはもっとツラかっただろうなぁ…
さて、この16巻はとても幸せな内容ですのでご安心ください。
零くんとひなちゃんが付き合い始めたけれど、
二人とも結構な人生経験値を溜めてきているので、
キャッキャウフフよりもお互いのことを大切にした話し合いをガッツリしてて、
恋に恋して浮かれてすれ違ってしまってハラハラしちゃう、というのは無さそうで安心するんですよね。
とはいえ、恋する二人の甘さはとても伝わってくるので、
読んでて幸せのオーラに包まれて心が温かくなるんですよ…
そんな二人をそっと見守ってくれるあかりさんが良い人すぎるんだよなぁ…
あかりさんが考える三日月堂がちゃんと形になって欲しいんだけど…
島田八段と先生のことが全く思いも付いてないのが、ちょっとだけ可哀想だとは思いました…w
それと零くんの将棋ですが、獅子王戦(現実だと竜王戦)トーナメントで、
ライバルである二海堂との対局となり、二海堂が零くんのことを考え、
自分だったらと考えた末に出てきた感想ですが、正にその通りですよね。
零くんはやっとスタートラインに戻って来れたんですよ。
幸せな家庭で父親から将棋を習っていた、始まりの地点へ…
だから零くんはその幸せから手を離さず、
ひなちゃんと手を繋いで幸せを積み重ねていって欲しいな、と思います。
最近のコメント