■[ラノベ]東奔西走な婿生活「理想のヒモ生活」14巻
理想のヒモ生活14巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十さん(@haino) / Twitter
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ウップサーラ王国から帰還しフレアを側室として迎えて始まる14巻です。
今回は1年半ぶりの刊行となり、首を長くして待ってましたよ。
活動報告によると次の15巻はまたちゃんと1年後くらいに読めそうなので、ちょっと安心です。
帰国してのんびり出来るかと言えばそんなこともなく、
ヒモ生活というタイトルに相反した善治郎の多忙っぷりには涙を誘いますね。
もっと善吉を構ってあげたいだろうに今回も双王国やウップサーラ王国へと、
瞬間移動の使い手として飛びまくって大変だなぁ…w
双王国に関しては先王との秘密会談で「白の帝国」の認識合わせをしたり、
北大陸への対外政策の摺り合わせをしたりとアウラも大変ですね。
ただ、大国の女王としては必要なことであり、
それを善治郎に過度な負担とならないようにコントロールしたりとしているあたり、
ちゃんと善治郎のことを慮ってるなぁ、と思います。
フレアは彼女なりに側室としてよくやってますよね。
まだ善治郎を癒すほどにはなってないけれど、アウラとも良いコンビだし、
彼女となら良い後宮生活を送れるんじゃないかな、と思う訳ですよ。
電化製品の魅力にメロメロになってましたけど、
ここで自分たちで作る、という方向にいかないあたりが王族っぽいな、と思いました。
まぁ、善治郎がそこら辺を詳しく話してないだけかと思いますが。
ルクレツィアに関してはフレアの懸念通りになるでしょうね。
彼女が彼女の価値観に沿ってアプローチしているがために、
善治郎にプレッシャーが掛かっているのを見ていると、
ちょっと助言をしてあげたくなるというか…
うーん、やはりボナ王女の方が圧倒的に相性が良いよなぁ…
でも、ここでルクレツィアを放り出すことは善治郎には出来ないだろうなぁ…
ルクレツィアにマルガリータ王女のような結婚以外の情熱があればまた違ったんでしょうけどね。
マルガリータ王女は目的のために手段を周到に準備した上で、
一直線に突き進む姿勢がとても良かったです。
ヴェルンドも困惑しただろうけど、体調が戻って結果オーライというかWin-Winというか。
ヴェルンドとマルガリータ王女は良い師弟になりそうだ。
終盤に出てきたウトガルズの使いですが、
ここへきて中々に意味深長な展開になってきましたね…
しかし、またもや善治郎に負担が掛かりそうだけど…
特に、ユングヴィ王子と一緒に赴くというのが負担が掛かりそうだ…w
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