■[漫画]ロケットクラフト・ワールドツアー「Dr.STONE」23巻
Dr.STONE23巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:Boichi
紙書籍通販:Dr.STONE (23)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (23)
ゼノとの戦いで全員石化した中から唯一復活したスイカが、
地道な科学の歩みで復活液を作り出し、千空を蘇らせることに成功!
科学のエキスパートである千空はオストワルト法で一気に硝酸を作り出し、
仲間だけでなく、ゼノをも蘇らせてホワイマンの居る月を目指すことになるが…?
数千年の時を経て、科学の師弟がついに協同してロケット作りを行うとか胸アツですね!
共通の脅威を明確に認識することで手を取り合い、
役割分担をして開発していくというのは人類らしいです。
現代の科学も専門化が進み、分業体制が当たり前になってますからね。
むしろ、千空のようなゼネラリストの方がかなり珍しいと言えますよ。
南米から次に目指したのがバルセロナというのには驚きましたね。
蛍石の獲得を狙って、というのには更に意表を突かれました。
確かにバルセロナのあたりには天然の蛍石があるみたいですが、
宇宙開発に必要という認識はあまりなかったんですよね。
しかしなるほど… 高性能レンズに必要なんだな…
その次に目指した地がインドというのはわかります。
初代ペルセウス号で世界を目指した際に数学都市として出てましたし、
作中にあるようにインド人の数学の優秀さは現代でも有名ですからね。
数学に強い人をたくさん起こすんだろうなぁ、とは思ってましたが…
まさかデジタル計算機を作り出そうとするとは…
私は半導体業界の端っこの方に居るので、
石器時代から半導体製造がどれほどにハードモードなのかはわかるので、
千空が言っている”地獄”というのがよくわかるんですよ。
シリコンインゴットの製造がかなり難易度が高そうだし、シランガスとか扱いも難しいですしね。
しかし、それを覆すあんな例外的な素子が歴史の影に埋もれていたとは…
そこらへんは次の24巻で出てくるので是非お楽しみに!
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