■[ラノベ]聖夜に恋愛苦悩スパイラル!「とらドラ7!」
とらドラ 7 (7) (電撃文庫 た 20-10)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-04-10 )
定価:¥ 536
文庫
ISBN-10 : 4048670190
ISBN-13 : 9784048670197
絵師サイト:Σぎゃあ
アニメ化が決定して原作の魅力を引き出すアニメになる期待と、
原作をクラッシュしてしまう不安が葛藤してもやもやしているんですが、
この7巻を読むと別の意味でもやもやしてしまいます。
うぅむ、一体どうなるんだ。
失恋大明神としてダメ覚醒した北村が主催したクリスマスイベント。
大河もクリスマスということでいいこモードになっちゃうし、
みのりんも何かを悩んで失態の連続で竜児とよそよそしくなるしで、
竜児も混乱しながらもクリスマスに向けて進んでいきます。
みのりんは竜児に惹かれてると思うんですが、本人がそれを是としません。
その理由はクリスマスツリー事件で何となく判るような気がします。
大河が大切にしているものを壊すことを如何に恐れているかが伝わってきますから…
そしていいこモードだった大河にプレゼントされたのは”好き”という気持ちの自覚。
女の子二人の想いが複雑に絡まりあい、先の読めない恋愛模様になってます。
ばかちーも自分のキャラと立ち位置に我慢と不満を蓄積しまくってるし、
今は蚊帳の外だけど今後どう転んでくるか判りません。
肝心の竜児はうじうじしたりとか無駄に共感できたりするトコもあるんですが、
最後にはちゃんと精一杯頑張ったりと良いトコもあるんですよ。
でも女の子の心の機微に鈍いという致命的な欠点があるからなぁ…
青春炸裂ラブコメ作品として一級品の面白さを持つだけに先が気になりまくりです。
あー、もやもやするー
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