■[PC・デジタル,ラノベ]舞台は船旅へ…「狼と香辛料VI」
狼と香辛料 6 (6) (電撃文庫 は 8-6)
著者/訳者:支倉 凍砂
出版社:メディアワークス( 2007-12-10 )
定価:¥ 599
文庫
ISBN-10 : 4840241147
ISBN-13 : 9784840241144
TVアニメ放映間近だけど経済ファンタジーライトノベルは今回はまったり風味。
エーブを追って川を下るロレンスとホロだけど、
今回は大きな事件もなく閑話休題なエピソードなためのんびりです。
いつにも増して地味な展開でしたが、その分味わい深くもあります。
幸せであり続けることが難しくも欲してしまうロレンスと、
表には出さないけど同じことを考えているホロが何とかして寄り道して旅を長くしたい―。
でも二人とも気持ちをストレートに出せるほど若くないので、そのやり取りがもどかしいんですよね。
目に見える形ではないけど確実にバカップルなんですよねー、この二人。
そして新キャラの少年コルを通してロレンスが成長してきたことを、
読者とロレンスに伝える為のエピソードでもありました。
コルが結構優秀であり、教え甲斐のあるキャラであることから、
それを通してロレンスのホロ曰く「可愛い」部分が見えた気もします。
さて、ホロが最後にからかいを込めてロレンスに伝えた言葉とか銅貨のカラクリとか、
色々と気になることがありますが、次回は短編集です。(参照:電撃hpメールマガジン 電撃文庫新刊情報
電撃hpに載せてた短編でホロが最後に言ってた昔旅した少年少女のエピソードがメインです。
発売時期はアニメ放映中なのでそちらも併せて楽しみたいところです。
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