■[漫画]灼岩の気高き魂に涙の乾杯…!「戦国妖狐」3巻
戦国妖狐(3) (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:マッグガーデン( 2009-11-10 )
定価:¥ 600
Amazon価格:¥ 600
コミック ( 176 ページ )
ISBN-10 : 4861276721
ISBN-13 : 9784861276729
作者サイト:続・みずかみ小屋
戦国時代を下敷きに人間と、その隣にいる闇を描いた「戦国妖狐」ですが、
やはりというか、巻を追う毎に面白くなってきて、
そして心にグサリと刺さるほどのショッキングな展開を盛り込んできて、
ますます目が離せなくなってきました。
仙道の迅火、妖狐のたま、人間の真介、霊力改造人間の灼岩の4人組が、
先ずは灼岩の希望で火岩と蒼岩の故郷を目指す旅を始めるんだけど、
旅で出会った人間や闇たちと織り成す物語が、人間嫌いの迅火の心を少しずつ、
しかし確実に変えていくのが見えるんだけど…
やっぱり最後の展開はショックだよなぁ。
「惑星のさみだれ」の時も衝撃を受けてしばらく立ち直れなかったけど、
まさか少年誌掲載の「戦国妖狐」でも似たようなショックを受けるとは…
惨事を目の前に何も出来なかった真介と共感してしまって、
非力さに打ちのめされそうでしたよ。
少年誌らしく勢いとハッタリが良い意味で効きまくっていて、
特に断怪衆の道錬の拳で語る剛胆さがそれに拍車を掛けていて痛快なのですが…
やっぱり断怪衆の烈深の非道さと灼岩の気高さが全てを持って行った感がします。
うーん、キッツイなぁ…
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