■[漫画]助けてくれる友達「デッドマウント・デスプレイ」9巻
デッドマウント・デスプレイ9巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:成田良悟
原作者twitter:成田良悟さん(@ryohgo_narita) / Twitter
作者名:藤本新太
作者サイト:shinta
作者twitter:藤本新太さん(@shint424) / Twitter
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サバラモンドの落とし子であるシヴィルに攫われた本物のポルカ。
ポルカを助ける為に屍神殿は匠たちと協力して態勢を整えるんだけど、
新宿という大都会で異能力が全開で暴れ回ると大変なことになって…?
ここで一気に新事実が沢山出てきてビックリです。
何故屍神殿はポルカの身体に転生してきたのか?
何故「サバラモンドの落とし子」という名前の組織なのか?
何故火吹き蟲はサバラモンドの落とし子を敵視するのか?
そして、屍神殿が仕えた帝国は何故滅んだのか?
そういった新事実の数々が一気にわかって脳みそがフル回転です。
シヴィルは知識としては帝国のことを知っているけれど、
帝国で生きていた屍神殿とは圧倒的に経験値が足りてないんですよね。
アリウスの後継者として産み落とされただけあって、
その天才性は遺憾なく発揮しているけれど、
屍神殿と皇帝との関係とか、全く思い至れてないあたりに上っ面の知識の弊害を感じます。
しかし、窮地に助けてくれるのが友達っていうのが良いですよね。
今まで培ってきた屍神殿としての数々の人徳が結実し、
それらが屍神殿を助けてくれるという展開がとても熱いです。
とはいえ、まさかソリティアまで協力するとは思いもよりませんでしたが…w
シヴィルとの戦いの決着は10巻に持ち越しですが、
ヤングガンガン本誌では既に決着してますのでご安心下さい。
今回出てきた「蝙蝠」というワードも気になりますし、
まだこの作品は続いてくれそうですね。
巻末書き下ろしの小説もわりと佳境っぽいですが…
どういった結末に向かっていくのかなぁ…
先が読めないだけに楽しみです。
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