■[漫画]和風シャーリー「うちのちいさな女中さん」1巻
うちのちいさな女中さん1巻
出版社:コアミックス
作者名:長田佳奈
作者twitter:長田佳奈さん(@osakana_work) / Twitter
連載サイト:うちのちいさな女中さん | ゼノン編集部
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昭和初期、翻訳で生計を立てる蓮実令子さんは一人暮らし。
通いの女中だったトクさんが引っ越して来られなくなるので、
おじに新しい女中の紹介を頼んだところ、
やってきたのは三つ編み眼鏡の十四歳の少女、野中ハナちゃんで…
ざっくりと言うなら、日本版「シャーリー」です。
一人暮らしの女性のところにやってきた14歳の住み込み女中ですよ。
もちろん性格とかは諸々違うのですが、
寡黙で真面目なハナちゃんは、これはこれで大変に可愛らしいのです。
ハナちゃんは表情の変化が乏しいけれど、
それでも喜怒哀楽は読み取れるんですよね。
3年間の女中の経験はあれども田舎のお屋敷での経験なので、
東京の都会っぷりに驚くところがとても可愛らしかったです。
言われて見れば瓦斯コンロってとても手軽ですよね。
私も祖父母の家が昔は五右衛門風呂だったので、
薪での火付けの面倒さは多少なりとも知っているので、
初めて瓦斯コンロに触れたハナちゃんの感動も多少なりともわかる気がします。
ハナちゃんが触れる昭和初期からすると新しいモノに触れる驚きや、
女中として身に付けた着物の仕立て直し方とか、
当時の文物を知ることができるのも面白いですね。
唯一の心配は戦前の東京が舞台ということですね…
大丈夫かなぁ…
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