■[ラノベ]新進気鋭のヤンデレラノベ筆頭作品「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(3)」
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 (3) (電撃文庫 い 9-3)
著者/訳者:入間 人間
出版社:メディアワークス( 2007-12-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4840241252
ISBN-13 : 9784840241250
ヒロインのまーちゃんは当然として全員どこか壊れている―。
恋人を失って錯乱する人、話すのに手帳を使う人、独自の美意識を持つ人。
そして死んだはずの妹―。
でも一番壊れているのは主人公のみーくんなのかもね。
嘘だけど。
みーくんが他の女の子と談笑している(ように見える)と鉄塊を放り投げてきたりするけど、
大好きなみーくんの為なら約束を守って自分が血を流すことを当たり前のように厭わない。
そんな壊れたヒロインのまーちゃんは依然健在で、みーくんも相変わらず。
二人がバレンタインを迎えて異常だけど幸せなイベントが合った日に出会う死んだはずの妹。
しかも返り血を浴びたオプションがある上にその晩に起こった殺人事件。
今回はスロースターターながらみーくんはまーちゃんの為にがんばるのです。
しかしこの作品は面白いんだけど、特異な面白さだよなぁ。
ヒロインがヤンデレって時点で凄いけど、それが続編となっているというのがまた。
ヤンデレ大全とか出るくらいだし、これもまた時代なのだろうか。
これはこれで好きなので望むところなんですけどね。
ただこの作品は感想を書くのが個人的に難しい部類に入るんですよね。
萌えラノベじゃないからなぁ…
ラストの書き方はある意味卑怯だよなぁ。
結論は一つしかないけどそれを敢えて明示しないってのがまた。
まぁ、この作品らしいと言えばらしいけどね。
左さんほどのイラストレーターを贅沢な使い方しているのがまた凄い。
ちなみにこのシリーズはカバーの裏にもカラーイラストがあります。
今回も中々に薄ら寒いものがありますよ…?
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