■[ラノベ]奇跡を願う者たちへ「いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました」6巻
いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました6巻
出版社:ホビージャパン
作者名:霜月緋色
作者サイト:霜月緋色(腱鞘炎発症→安静中)
作者twitter:霜月緋色さん(@hiiro_11tsuki) / Twitter
絵師名:いわさきたかし
絵師twitter:いわさきたかしさん(@iwasaki_takashi) / Twitter
連載サイト:いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました ~等価交換スキルで異世界通貨を日本円へ~
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王都での騒動も見事に解決してニノリッチに戻ってきた士郎。
しかし、ニノリッチは古代魔法文明のダンジョンに、
士郎のアイテムという唯一無二のものが揃っており、
人が人を呼び、宿屋も足りなければ人手も足りないという状態だった!
更に伝説の錬金術師ナシューが生み出したという死者と会えるダンジョンの話も出てきて…?
6巻は急速な発展にてんてこ舞いな上に隣国からの難民が来るという難局を、
士郎が商人らしくそれら全てを商人らしいアイディアで解決するという痛快な話と、
死者と会えるというファンタジーだけれど、涙を誘う人情味溢れる話の二つが重なった構成でしたね。
ニノリッチの発展のために投資を募ってカジノ付き高級宿泊施設の建設とか、
中々に豪快だけれど、士郎らしい思い切りの良さだと思いました。
それもこれも士郎が持っている日本のチートみたいなアイテムと、
パティ親分との縁で手に入れられる妖精酒があればこそなんですけど、
それを惜しみなく注ぎ込んでニノリッチのために働くのが士郎の人徳だよなぁ。
死者と会えるダンジョンに関しては士郎が古代文字を読めるのは予想できましたけど、
アイナちゃんまで一緒に連れて行くとまでは思いませんでした。
ステラさんと同じ方法で連れてきた方が確実で安全だとは思うのですが…
まぁ、そこは空気を読んだ、ということなのかな…?
死者と会えるなんてファンタジーだとは思いましたが、
200年に一度がたまたま近日だったことも含めて優しいご都合主義で、アリだと思いますよ。
パティ親分の心残りが解消されただけでも素晴らしかったのに、
アイナちゃんとステラさんの親子にも笑顔をもたらせて、
とても良いダンジョンだったと思います。
ただ、ナシューさんはヒュドラをラスボスに配置したりと、
やけに安全意識が高いですよね…
まぁ、お陰で調子に乗ったセレスさんのマヌケなところを見られて笑えましたけどもw
セレスさんは有能なんだけど、たまに見えるポンコツなところが良いと思います!
次巻ではアイナちゃんとステラさんの願いを叶える展開になるのかなー
世界を股にかける展開になりそうで楽しみです。
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