■[漫画]ジュラルミンといっしょ!「よつばと!」9巻
よつばと! 9 (電撃コミックス)
著者/訳者:あずま きよひこ
出版社:角川グループパブリッシング( 2009-11-27 )
定価:¥ 630
Amazon価格:¥ 630
コミック ( 224 ページ )
ISBN-10 : 4048682474
ISBN-13 : 9784048682473
作者サイト:あずまきよひこ.com
良いなぁ、本当に良い…
連載全部読んでたしバックナンバー残してるけど、
やっぱり何度読んでも面白い。
新装版「あずまんが大王」の関係で1年ぶり以上の新刊なので、
あまりの飢餓感に貪り尽くすように読み耽ってしまいましたよ。
しかし読者にとっては1年以上の断絶があるけど、よつばの日常は連続していて、
祭の余韻が残っているから威勢の良い返事は「よーいやさー」な訳です。
でも考えてる事は不連続なので、コーヒーを作ると言ってるのに、
いきなり「ラーメンができる?」と発想が飛躍しまくるのです。
だからバランスボールめがけてジャンプして吹っ飛んだりしちゃうのです。
その無秩序な思い付きと行動力が子供らしくて微笑ましく、可愛いんですよね。
9巻ではよつばといつも一緒に行動するテディーベアのジュラルミンをお出迎え!
寝るのも綾瀬さんちに行くのも焼肉に食べに行くのも気球観に行くのもいつも一緒!
元気いっぱいのよつばに振り回されて大変だろうけど頑張れジュラルミン!
ちなみに今回一番笑ったのは「立った!!」かな!
二番目は「やんだ あとで なかす」ですね!(笑
よつば以外もとーちゃんとジャンボとやんだの大の大人の馬鹿っぷりも楽しいし、
綾瀬さんちの美人姉妹はあさぎの面白さがじわじわと来るんですよねぇ。
恵那をからかって遊んだり、よつばと一緒にヘリポクターやろうとしたり、
子供っぽさをどこか残した大人って所がまた良いんだよなぁ。
こりゃモテるわ… ジャンボやっぱり無理目じゃないかな…?(笑
いやー、もうね、細かく解説するのが馬鹿らしくなるくらい全部が面白いんですよ。
表紙も写真との合成かと見紛うほどの描き込みっぷりで、どこまでも驚かせてくれます。
兎に角この面白さは読んだら判るとしか!
みんなも読もう! よつばと!
やんだはおそらく「よつばと仲がいい」と勘違いしてるっぽいのが愛らしいですな
あんなにも嫌われてるというのにww
よつばとはよつばの周りの「大人」が子供な部分を残してるのがとてもいいと思います
とーちゃんたち然りあさぎ然り。
今回あさぎととーちゃんがガッツリ絡んだわけですが
何かミョーに俺の中でとーちゃん×あさぎがしっくり来た、ホントに何か。
コメント by ボブJr — 2009/11/29 日曜日 @ 16:38:22
本日買ってきたので初コメントします。
この本で、あさぎの印象が変わり替わりました。あさぎも振り回してもらいたかったんじゃないかと。
でもジャンボなら回せる。だから頑張れジャンボ。
コメント by quake — 2009/11/30 月曜日 @ 0:30:49
読みましたー。フランさんも仰るとおり、ここまでか! ……というくらい「よつばと!」は物語の連続性が強いので、最新刊が発売される度に全巻、読み返しております。というわけで、改めて既刊八冊、読み返した上で九巻を読み終えましたー。
私も大王本誌に目を通しているのですが「最近、みうら出てないなー」と根拠も無しに思っていた所、読み返した直前の八巻にて出演していることが判明。ランボルギーニみうら、お祭りヴァージョンで登場していたとは……。しかもジャンボに「またどっか連れていけよ」の回でもありました。こんな美味しい回を忘れているとは、私も焼が回りましたよ……。
本巻にて綾瀬三姉妹が初めて小岩井家を訪問した折、二階から降りてきたとーちゃんがズボンをはいていて「あれ? 宗旨替え?」と思ったところ、七巻にて「俺もいつまでもパンツ一丁ではいられない……って事か……」って発言がありました。パンツ一丁では肌寒くなったんですね。有言実行の男だ、とーちゃんw しかも読み返してみたら、ジュラルミンって二巻から引っ張っているんですねw ネタが凄い長寿でしかもきっちり回収する辺りが凄いです。台所が洗い物でごちゃごちゃなのも七巻から引っ張っているんですねー。
私が最も笑ったのは「はっけよーい、のこった!」。咄嗟に三人共が音頭に乗れる辺り、良い方向に駄目な大人たちだなーと感心してしまいますw 特にとーちゃんとジャンボは水鉄砲で撃たれたり天狗でどつき漫才をしたりと、アドリブが凄いですw
私が「よつばと!」で最も印象が変わったのはやんだですねー。最初は意地悪なだけのイメージしか無かったのですが、良くも悪くもよつばに最も共鳴する部分がある大人ですw 同レベルで争える辺り、啀み合っているようでいつの間にか喧嘩友達w
で、やんだと真逆なのが恵那ちゃん。恵那ちゃんは超が付くほど性格が真っ直ぐですが、色々と拘りがあったり割と一直線で融通が利かなかったりと、良くも悪くも凄く真面目な子ですね。あさぎみたいに器用に立ち回る子ではないですが、第52話にていなくなったよつばを唯一、継続して心配していたり、自らよつばを気球のイベントに誘ったり、率先してよつばの面倒を見ると発言したり、恵那ちゃんは本当に良く気がついて気配りが出来て何事も進んで前向きに行う子なので、是非、小岩井家に恵那ちゃんをお迎えして下さい。綾瀬家のおっちゃんが恵那ちゃんの嫁入り時に使用する肩叩き券は、小岩井家に送り出すときですな! ちなみに、「よつばと! 恵那エンド」を私に見事、植え付けてくだすったのは「どれみっち○穴」のカ○ガ氏です。まさかナディアのマリーとサンソンを「よつばと!」に当て嵌めるとは……。天才ですよ、カ○ガさん……。
あ、あと余談ですが、「よつばと!」九巻にて気球からジュラルミンが落ちます。不本意に高所からモノを落とす事は子供でも大人でも希にありますが、子供なら百%追いかけて一緒に落下します。何故なら大人でも落ちるからで、これは実は子供大人に関係なく反射的に追いかけてしまうからです。樹林限界を超えた標高2,500m以上の稜線沿いで、風に帽子を吹き飛ばされた方がそれを無意識に追って転げ落ちるという事故が、必ず年に数件は起きるんですよ。初心者でも割と簡単に行ってしまう白馬や南八ヶ岳の一部稜線は、本当に転げ落ちたら真っ逆さまです。帽子の後ろ側にクリップを付けて襟元と繋げるのは、それを防止するためなのですよ。
コメント by Mya — 2009/12/5 土曜日 @ 1:04:17