■[漫画]昭和の女学生さん「うちのちいさな女中さん」3巻
うちのちいさな女中さん3巻
出版社:コアミックス
作者名:長田佳奈
作者twitter:長田佳奈さん(@osakana_work) / Twitter
連載サイト:うちのちいさな女中さん | ゼノン編集部
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翻訳家の令子さんと14歳黒髪三つ編み眼鏡女中のハナちゃん。
仲睦まじいという感じではないけれど、
働き者のハナちゃんと、ハナちゃんを可愛がる令子さんという、
微笑ましい主従の物語の第3巻です。
今回は新キャラが登場するんですが、
それは令子さんを慕う女学生の萬里ちゃん。
三つ編みセーラー服とか昭和スタイルですが、
この当時はスカーフがとても大きかったのかな…?
萬里ちゃんは令子さんのことを慕うからこそ、
令子さんと同居するだけでなく、
休日に一緒にお出掛けをするハナちゃんのことを嫉妬して、
ツンデレってしまうのだ…!
うーん、可愛いな…
ハナちゃんはハナちゃんで生真面目だから、
嫉妬されているというのにそれに気付かず、
貴重な助言をされたと受け取っているのも面白いですねw
萬里ちゃんが良いスパイスになってくれるんじゃないかな、と期待です。
そしてハナちゃんの昭和な日常ですが、
冷蔵庫や冷凍庫が一般的でない時代の高温多湿な日本で、
いかに女中さんたちの台所仕事が大変だったかというのが伝わってきますね。
冷蔵庫が三種の神器と言われた所以がわかるというものです。
生真面目なハナちゃんのコミュ力が心配でしたが、
生真面目だからこそ、好感を持たれるというのがあるんですね。
先輩女中さんたちに家事のイロハを習った時もそうだし、
ご近所さん付き合いもしっかりしていて安心しましたよ。
ご近所さんから頂き物を貰うとか、それこそ昭和あるあるですね。
私も子供の頃には普通にあったし、
今でも田舎の方では残っていると思います。
それにしてもハナちゃんは令子さんの笑顔のためなら色々と頑張っちゃう子ですね。
実際に令子さんが笑顔になった時のハナちゃんの表情を見ると、とても微笑ましいです。
まだ舞台が夏ですが、これから秋や冬になった際は、
その季節の昭和スタイルが見られると思うので、
今からとても楽しみです。
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