■[漫画]名残の宴「まどろみバーメイド」12巻
まどろみバーメイド12巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:早川パオさん(@papao_pao) / Twitter
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ファッション誌アスガルドのカリスマ社長の芹沢女史から依頼されたのは、
クルージング船ネビュラで選抜された5人のモデルからカバーモデルを選ぶために、
5人のバーテンダーと組んで観客から票を集めるというもの。
モデルとバーテンダーの組み合わせでそれぞれ個性的なバーを作る中、
出遅れた雪とspicaの二人が演出するバーは一体どのようなものになるのか…?
私だとこういった競争だと先行逃げ切りタイプが優勢だと思っちゃうので、
りげるさんたちを推しちゃうところなんですが、
相良さんのモデルということを前面に押し出したランウェイバーや、
票の係数を深読みしたカノープスさんたちの茶室には負けたなー、と思います。
私は直観で動いてしまい、観察して考察するという手順を疎かにしがちというか…
雪はどうだったかというと、
コンセプト被りというアクシデントがあったけれど、
逆にそれが怪我の功名となり、spicaさんが先輩の想いを知ったからこそ作りあげることができたのが…
直会。
ヴァルキリーバーという北欧神話へのアンサーが、
日本神話というのが面白いですね。
そしてこたつでのんびりと打ち上げ、というコンセプトがとても良かったです。
お客さんが言ってた「子供の頃に帰ったような幸せな気持ち」というのが良いですよね。
子供の頃は祖父母が時代劇を見てる隣りでこたつに入りながら、
うつらうつらしながら寝入ってたものです。
それを思い出すことができたので、この直会の良さが伝わってきました。
今回のイベントの趣旨も、何故芹沢女史がこのような企画を立てたのかも納得ですが、
ラストの展開だけが意外というか…
雪ちゃん頑張ったのに、何故あんな受難を…
可哀想すぎる…
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