■[漫画]新時代を生きろ「るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─」8巻
るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚・北海道編─8巻
出版社:集英社
作者名:和月伸宏
紙書籍通販:るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ (8)
Kindle版まとめ買い:るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─
DMM電子書籍:るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ (8)
札幌で起こる役人を狙った剣客兵器による殺人事件。
その捜査で戦うのは元新選組の斎藤一と永倉新八。
しかし、そこに割り込むのは元新選組であり、元御陵衛士の阿部十郎…!
油小路の変から続いた因縁が、ついにここに決着を見る…!
阿部十郎の屈折した想いと、それを昇華するイベントとして、
とても面白い戦いでした。
刀ではなく銃で戦うというのが砲術方であった阿部十郎らしいし、
だからといって度胸がないわけではなく、超接近戦でも怯まなくて、
幕末の剣林弾雨を駆け抜けた猛者なんだな、と感じられましたね。
まぁ、そんな阿部十郎も油小路の変で居たかどうか諸説あるんだけど、
それをこういった見せ方をするのは笑った…w
久しぶりに会った旧友との飲み会らしい盛り上がり方で、
生死を賭けて戦った新選組の同窓会って感じで笑えました。
そんな新選組が何故負けたのか、と斎藤が懐古してましたが、
まぁ、一騎当千が無双するのは三国志の時代で終わったんですよね。
仲間割れじゃなくて仲間を募った方が強いのが真実なわけで…
そう考えると剣客兵器ってとても時代錯誤なんだよなぁ…
一騎当千を煮詰めてもダメ、というのは新選組が証明しちゃってるわけで…
そんな新選組は一旦お休みになるのかな。
次はまさかの山県有朋登場で軍隊のお出ましですが、
剣客兵器の漫画っぷりがどう発揮され、剣心たちがどう止めるのか。
気になるところです。
最近のコメント