■[漫画]30年越しの友情「葬送のフリーレン」10巻
葬送のフリーレン10巻
出版社:小学館
原作者名:山田鐘人
作者名:アベツカサ
作者twitter:アベツカサさん(@abetsukasa) / Twitter
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最後の七崩賢、黄金郷のマハト。
フリーレンが600年前に敗れた”万物を黄金に変える魔法”を使う魔族。
黄金へと変えた城塞都市ヴァイゼに封印したマハトを討伐するために、
デンケンに協力することになったフリーレンはマハトの記憶を読むことになるけど…?
マハトの記憶を見ていると、色々と考えちゃいますね。
人類の魔法を研究しているという、変わり者の大魔族ソリテール。
彼女が魔王から教えられたという収斂進化という言葉を聞くと、
魔族が人間に見た目が似ている理由に納得出来ちゃいますね。
それにしても、収斂進化という概念を知っているとか、
魔王は一体どういった存在なんだろう…
流行りの異世界転生した人間なのか、未来人なのか、別世界の存在なのか…
うーむ、妄想が膨らみますね…!
そしてマハトがヴァイゼに落ち着いた理由も面白かった。
領主であるグリュックが襲撃してきたマハトを交渉して取り込むところとか、
とても興味深かったですね。
幽遊白書で樹が仙水と知り合ったエピソードを思い出しましたよ。
ただ、マハトが樹と違うのは本当に人間の考えが理解できないところであり、
それ故に初志貫徹して長年連れ添ったグリュックを黄金に変えることで罪悪感を知ろうとするところです。
ここで取り乱さず、初めて会った時と同じように最後の一服をするグリュックが良いんですよね。
マハトは30年経っても人間のことは理解できなかったのに、
グリュックは30年もあればマハトのことを理解できていた、という対比が良いです。
本人が言っていたように悪友なんでしょう。
そして舞台が現実に戻ってフリーレンの解析とソリテールの解析合戦が始まり、
フェルン、シュタルク、そしてデンケンが頑張っていて手に汗を握ります。
でも、やっぱり最後に頼れるのはフリーレンですね。
至れり尽くせりでぐーたらしてるだけじゃないってことを次巻で見せてくれますよ!
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