■[漫画]オタクの海に漕ぎ出そう!「限界煩悩活劇オサム」2巻
限界煩悩活劇オサム2巻
出版社:集英社
作者名:ゲタバ子
連載サイト:限界煩悩活劇オサム – ゲタバ子 | 少年ジャンプ+
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オタク特化型除霊師オサムと、オタクに優しいギャルというカイカちゃんの二人が、
色んなオタクの怨霊たちに振り回されながら、
浄化したり、沼に沈んだりする漫画の第2巻です!
相変わらずオサムはステレオタイプなオタクネタとはちょっと一味違うんですよね。
何というか… とても解像度が高いんですよね。
通常のオタネタ漫画がFHDくらいなら、オサムは8Kくらいある感じなんですよね。
大手サークルの二次創作でも解釈が違ったらイマイチ乗り切れなかったり、
贅沢だとは思うんだけど、私も共感してしまうネタだったり…!
かねてよりオタクは沼に沈むと例えられてきましたが、
オタク初心者のみしんちゃんにとって分かりやすいように、
大海に例えたのはとてもよく理解できるのです…!
原作だけ楽しむ人、メディアミックスも楽しむ人、二次創作も嗜む人。
色んな楽しみ方があって良いし、どれが優れているとかはない。
ただ、何もガイドがなかったら溺れるだけ、というのがとてもオタク…!
それとオサムが生き霊となった二次創作作家さんに憑依させた回では、
マイナーすぎるカップリングを楽しむ人が出てきましたが…
気のせいか、この生き霊さんに近い人の話をTwitterで見たことがあるんですよね…
「20年間同じジャンルを愛し続けている友の話」 – Togetter
オタクというのはそういった生態系が形成されやすいのでしょうか。
原作の行間をしゃぶって飢えを凌ぐというのはわかりますが、
何故そのような修行僧のような生き方をしてしまうのか…
やはり… 愛か…
そんなオサムを中心としたオタクのぶっ飛んだところと、
そんなオサムに付き合ってくれるカイカちゃんのコミュ力がとても面白い2巻でした。
とても濃いので通常のジャンプ+読者がどこまでついてこれるのかわかりませんが、
この調子でぶっ飛んでいって欲しいものです。
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