■[漫画]解体の合理性「罠ガール」8巻
罠ガール8巻
出版社:KADOKAWA
作者名:緑山のぶひろ
作者twitter:緑山のぶひろさん(@siho0203) / Twitter
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7巻で捕獲したキョンの解体から始まる8巻ですが、
今回はジビエ関係を色々と頑張ってます。
知っているつもりだったけど、つもりでしかなかったんだなぁ…
というのがよくわかる、学びが多い8巻でした。
動物を仕留めたら血抜きして冷やす、
という工程が必要なことは知っていましたし、
それが肉の臭みを抜くためなのは知っていましたが、
死ぬことで免疫機能が止まって細菌が一気に増殖するから、というのには気付いてませんでした。
言われて見れば当たり前なんだけど、
こうやって図入りでわかりやすく解説されると納得しかないですね。
なるほどなぁ。
そして今回はみんなと一緒にジビエ処理施設の見学もするんだけど、
そこでの処理の仕方は衛生管理をきちんと気を付けていて、
その処理の手順もとても合理的なんですよね。
自分で処理するだけならともかく、
商品として売るならこういった合理性は必要だよなぁ…
と、とても感心しました。
他にもジビエ料理を作って食べたり、
今回は解体だけじゃなく、商品としての価値を考えたりと、
狩猟という狭いスケールではない世界を見せてくれて面白かったです。
9巻では皮革も扱うので、更に世界は広がりそうですね!
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