■[漫画]全て輝いて見える子供時代「友達100人できるかな」2巻
友達100人できるかな 2 (アフタヌーンKC)
著者/訳者:とよ田 みのる
出版社:講談社( 2009-12-22 )
定価:¥ 630
Amazon価格:¥ 630
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4063106160
ISBN-13 : 9784063106169
作者サイト:NETトキワ荘(仮)
基本的に1話につき1人が友達になるので、
単純計算すると100話近くいくはずなんですが、
それが多すぎると思えないくらいに一つ一つの話が興味深く、
また、次の話が楽しみに思えるくらいに面白いです。
アラサー世代の男性読者には懐かしすぎる思い出ばかりで、
読んでいると自分の子供時代にトリップしてしまうことばかりです。
特に今回は一年生の新二郎くんの回で鮮明に昔のことを思い出しました。
私も小学生時代は友達と一緒に虫を相手に残虐なことを沢山しました。
そして何より子供の頃は何もかもが目新しく輝いていたのも思い出せて、
あぁ、この漫画を読んでいて良かったと心の底から思いました。
大人になって知らず知らずのうちに得ることになった打算と倫理観。
それらが一概に悪いとは言えないけど、
時には残酷な子供の純粋さというものを思い出させてくれるので、
仕事で疲れた大人の男性諸氏にこそ読んで欲しいと思います。
とよ田みのるさんはその独特の絵柄で熱いパッションを伝えてくる作家さんですが、
今回のSF要素も取り入れた作品でどうなるのかと連載当初は思いましたが、
この2巻で問題ないどころか、むしろ最高にマッチしていることを再認識した次第です。
アフタヌーン本誌で連載を追いかけてますが、単行本も買い続けていきたいですね。
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