■[漫画]いざ行かん、音楽が作り上げる美の世界へ「天にひびき」1巻
天にひびき 1巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2009-12-28 )
定価:¥ 600
Amazon価格:¥ 600
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4785932902
ISBN-13 : 9784785932909
同ジャンルに「のだめカンタービレ」という化け物タイトルがある中で、
敢えてやまむらはじめさんが始めた連載がこの「天にひびき」
こちらもクラシック音楽を題材で且つ天才肌の指揮者が居るという作品ですが、
男女が違ってますし、その面白さもまた別物です。
ヴァイオリンを習う少年、秋央が小学生の時に目にしたのは、
同い年くらいの少女、曽成ひびきが父の代わりに、
プロのオーケストラを指揮し、感動的な名演を奏でたことだった。
それから9年、幼馴染みの美月も渡欧し、なし崩し的に音大に進学した秋央が新歓で目にしたのは、
9年前に目にした曽成ひびきの成長した姿だった…
幼い日に目にした圧倒的なまでの才能の煌めきと、
音楽の深遠なる美の世界が強烈に印象に残っているが故に、
凡人の秋央が苦悩し、足掻きながら地道に成長していく物語が主題となっている作品で、
ひびきの天才性は必須のエッセンスとなっていながらも、
現在の所、あくまで秋央が主人公であるように思えます。
まぁ、それはそれとして秋央を中心とした女性関係も中々に見所でして、
幼き日に別れた美月ちゃんは良いツンデレっぷりだし、
今のところメインヒロインっぽいひびきは掴み所がないけれど魅力的です。
ただ魅力的という意味ではやまむらはじめ作品名物の巨乳っぷりを見せてくれる、
波多野深香さんも捨てがたいですね。
大穴はキッツイ眼鏡だけど身長はミニマムな如月先生というのもありかなぁ…
何はともあれ、面白そうな作品なので今後も楽しみにしていきたいと思います。
音楽的な意味でも男女の関係的な意味でも。
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