■[ラノベ]ドット絵文学「人類は衰退しました」5巻
人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)
著者/訳者:田中 ロミオ
出版社:小学館( 2010-01-19 )
定価:¥ 630
Amazon価格:¥ 630
文庫 ( 326 ページ )
ISBN-10 : 4094511830
ISBN-13 : 9784094511833
久しぶりの本作ですが、IKKIでのコミカライズも始まってます。
ただまぁ、作風的に余り派手な感じにはならないでしょうし、
このまま地味ーに愛される作品になるのではないかなぁ…
とか思ったりも。
5巻は主人公である私が人生の大半を過ごした学舎でのお話と、
レトロゲーを主体とした妙ちくりんなお話の2本です。
ほんわかお気楽風な私が学舎では意外とシビアな日常を送って、
紆余曲折を経て今の人格が出来たんだなぁ、と感慨深いようなそうでないような。
しかし同部屋で同性って変態なのが昨今のラノベのデフォなんでしょうか。
そしてレトロゲー主体の話なんですが、
これ、田中ロミオ、手を抜いてね?
的というか、パラメーターは兎も角■や▲でインベーダー作ったりと、
文学の常識を知ったこっちゃねえ!
な感じで進んである意味感心しちゃったり。
しっかし、レトロゲーのネタを全般的に理解できるのは、
アラサー、いや、アラフォー世代くらいじゃないでしょうか。
Dや@や#で表現されるゲーム画面なんて私も知識でしか知りませんよ。
そういった意味では懐古できるという面白さは溢れてると思います。(笑
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