■[漫画]受け継がれるスピークイージー「まどろみバーメイド」16巻
まどろみバーメイド16巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:早川パオさん(@papao_pao) / Twitter
紙書籍通販:まどろみバーメイド (16)
Kindle版まとめ買い:まどろみバーメイド
DMM電子書籍:まどろみバーメイド (16)
親代わりの柳が遺した隠れ酒場アンタレスを護るために、
雪とアシュレイ、それに騎帆さんにシャノンに鍛えられたカレンが、
何とか新賃料120%が可能なまで売り上げをV字回復しようと奮闘している中で、
最後の一手となる奇策が試みられて…
グリフに追い詰められてカレンが苦し紛れに言い出したことだけど、
ノンアルコールのスピリッツとか、無糖の砂糖水みたいな矛盾した概念なのに…
まさか存在するとは…
一度突破口が見えれば有能なバーテンダーが揃っているから、
あっという間にモノにできるのは流石ですね。
最後の柱が揃ったことでグリフを納得させる持続可能な隠れ酒場を確立し、
香港黒社会から独立した存在になることができたんだけど…
やっぱりグリフは悪い奴ではなかったか…
冷徹では有ったかもしれないけれど、冷酷ではなかったですからね。
むしろ、カレンとちゃんと向き合っていて誠実さが見えていたくらいです。
カレンと同じ、柳に人生を救われた立場の人間だったんですね。
カレンが独り立ちしてアンタレスが護られたことで、
立ち止まっていた雪も前へ歩き出したのは喜ばしいですね。
新生したサテライトもかなりバージョンアップしてるし。
ただのリアカー改造の屋台バーから、
スピークイージーの影響を受けつつも和のテイストも感じられ、
野外でありながら落ち着けるバーになっているのには驚きました。
しかもバーテンダーとしての仕事も充実できるように電源内蔵になってたり、
よく出来てますよね。
そして次の章では雪と騎帆、それに日代子の三人が、
GWにそれぞれ別々の仕事をすることになるんだけど…
雪の旧友に頼まれて女子校での講義や、
騎帆の寝台列車でのバーテンダー業務はともかく、
日代子の女子プロレスだけが意味がわからない…
これがどうフレアバーテンダーの仕事に結びつくのだろうか…?
色々な意味で気になります!
最近のコメント