■[漫画]100年後の棋士達「龍と苺」20巻
時代は飛んで2124年。
通算180期全タイトル制覇10回の史上最強の棋士、藍田苺が死去して30年。
AIは普及したけどシンギュラリティがまだ起こってない世界で、
中学生時代の藍田苺と瓜二つの自称・藍田苺が将棋会館に現われて…
苺ちゃんが竜王を就位してからのその後は伝説を回想する形で語られてますが、
斎藤と勢力を二分するのは予想出来ていたけれど、
そこに凛々だけでなく、タッキーも食い込んでいたのにはビックリでしたね。
そっかー、ちゃんと成し遂げたんだなぁ…
それにしても、見開きで出されたExcelみたいな年表にちょこっと書かれていた、
苺ちゃんが引退した年に竜王戦の制度改正があったという注釈が伏線になっていたとはなあ…
これには気付かなかったですよ。
後々の展開を知っていれば、本当に伏線とヒントが沢山有ったんですよね。
竜王戦の制度が変わったということ。
難病でベッドから起き上がれない棋士がホログラムで戦ったこと。
本当に丁寧に積み上げられていたことにビックリですよ。
ホログラムで戦う棋士もそうだし、
棋士編入試験で入ってきたのに斎藤の子孫の連勝記録を止める実力の棋士だったり、
100年後を描いている世界なだけに、異色の棋士が出てくるんですが、
その中でも面白かったのが二足の草鞋の棋士ですね。
苺ちゃんも道玄坂もバッティングセンターでは醜態を曝していたものですが、
それから100年も経ったら、プロ野球選手でありプロ棋士という、
小学生が考えたかのようなキャラも100年後にはいるかもですね。
苺ちゃんにとっては二度目の竜王戦トーナメントですが、
この自称・藍田苺の正体とその目的が何なのか。
単行本で後2,3冊したら判明すると思います。
もしくはサンデーバックナンバーを読むか、
サンデーうぇぶりで課金したら今からでも追いつくと思います!
めっちゃ面白いからご期待下さい!
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