■[漫画]最速を決めるスプリント勝負決着! そして山岳へ…「弱虫ペダル」10巻
弱虫ペダル 10 (少年チャンピオンコミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2010-03-08 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4253214606
ISBN-13 : 9784253214605
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
ここ最近twitter見てたら色々な人に弱虫ペダルが広まっていくのが見えます。
甘露樹さんがみつみ美里さんに勧められて読み始めたり、爆天童さんが全巻揃えたりと、
やはりこの漫画の面白さは本物なんだな、と確信を深めつつ、
もっとみんなに読んで欲しいとより熱く願ってしまいます。
遂に始まったインターハイ序盤はまずは平地スプリンター勝負ということで、
王者・箱根学園の全身スプリンターの泉田の圧倒的な速さを前にして、
総北ツートップである鳴子と田所が競争意識全開で協力せずに競い合うという、
不合理で不格好で泥臭いんだけど、熱いモノが伝わる勝負を見せてくれます。
勝負への姿勢と努力の仕方が圧倒的にスマートな泉田に対して、
田所と鳴子は今まで何度も負けて、挫折して、惨めな想いをしてきてとてもスマートとは言えないんだけど、
負けた悔しさを知っているからこそ、貪欲なまでに勝利を欲する姿勢を持つが故に、
綺麗ではないかもしれないけれど、間違いなく格好良いです。
そんな田所だからこそ、その勇姿に青八木と手嶋は感動させたんでしょうね。
負けてばかりの2人を手塩に掛けて育ててきた田所の気持ちが伝わってきましたよ。
それもこれも20年以上挫折と打ち切りを経験してきた作者だからこそ、
説得力があるし、心に響いてくるものがあります。
され次回からは遂に小野田坂道の本領発揮であるクライマー編です。
来月発売という驚異的なスケジュールなので待たされることは少ないので、
このままの勢いで乞うご期待!
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