本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!

:: 2008/5/9 金曜日::

■[PC・デジタル]TFTの歩留まりどんくらいなんだろ

有機ELの32型テレビ、10年に液晶より安く登場?
大日本スクリーンのニュースリリースを読む限り低分子有機EL材料の塗布技術の革新でしょうか。
真空蒸着より製造装置と材料費のコストとプロセス時間の短縮されると思います。
NIKKEI NETによると730×920の第4世代とのことなので、東芝松下、日立、Samsung、AUOあたりが考えられるけど、
東芝松下は確か高分子有機EL材料だったから東芝松下以外が顧客かしら。

有機ELが液晶安くなる要素としてはバックライトが不要な為、材料費の大部分を占める多くの部材が不要なこと。
他には薄型化での運搬費の削減とかあるけど、それは液晶と同じ歩留まりで作られるという前提な上、
液晶は大型ガラス基板で低コストで作っているのでまだまだ課題は多いように思えます。

そんな訳で私見ですが朝日が書いてるような2010年に液晶より安くというのは難しいんじゃないかな。
液晶と競争力を持つのは最低後5年くらい掛かりそうだし、その時は20inchくらいからな気がします。

関連エントリー


■東芝松下ディスプレイ、有機EL量産ラインに160億円投資 遅ればせながらのTMDの小型有機EL投資。 やっぱり大型はま…

■ソニー、東芝松下、シャープなどが大型有機ELを共同開発 国が本腰入れてきたー 研究開発テーマは具体的且つ即効性がありそ…

■ソニー、有機ELの中大型パネル生産に向けて220億円投資 この投資内容から判るように安く大量に作られるということはない…

■東芝松下ディスプレイ、寿命6万時間の2.2型有機EL TMDというより出光の功績っぽいような。 ソニーで得られたデータ…

■松下・キヤノン・日立 薄型パネルで包括提携を検討 今までの国内液晶パネル市場は大型だと、 ・SHARP ・SONY(S…


 Comments (0)

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment

HTML convert time: 0.465 sec. Powered by WordPress