■[漫画]落車! 最下位! しかし小野田は諦めない!「弱虫ペダル」11巻
弱虫ペダル 11 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2010-04-08 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4253214630
ISBN-13 : 9784253214636
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
またもや2ヶ月連続と刊行の早さがハイペースな渡辺航さんの「弱虫ペダル」ですが、
この11巻は中盤からのテンションもハイペースで駆け上がっていくので、盛り上がりまくりです。
順風満帆なスタートを切らせずに敢えて逆境からの這い上がる様を描くのが何とも渡辺航さんらしいですが、
それがまた最高に興奮するからたまらないんですよねー
総北がスプリンター勝負を制したIH初日のステージは山!
地元の意地に掛けて山岳リザルトを取りに来る箱学のクライマー東堂と、
総北の巻島の一騎打ちになるかと思いきや、総北を牽引すべきクライマーの小野田がまさかの落車事故に巻き込まれ…
今、最下位から100人抜きという前人未踏のヒルクライムが始まる…!
いやー、ホンット熱いですよねー!
初めての大舞台、初めて期待される役割、しかし事故に巻き込まれての最下位転落…
しかしそこで絶望に沈まず、前だけを見詰める眼差しで、期待された目標に向かって全力でペダルを回し、
例えどんなに細い道だろうと無理矢理前へ前へと進む小野田坂道という漢が熱い!
小野田の主人公らしい不撓不屈の精神を前にすると目頭が勝手に熱くなってきてしまいます!
また、箱学の東堂と総北の巻島のライバル関係もまた熱いんですよねー
ナルシストでクールっぽい東堂が実は巻島との勝負を誰よりも望む熱血漢だったり、
そんな東堂を相手に勝負したい巻島がチームの為に我慢するという展開がまた心憎い…!
絶対に無理だと思われる小野田の復帰を誰よりも信じている巻島もまた格好いいんだよなぁ。
ホント良いチームだよ、総北…
そして信頼を寄せられている小野田の文字通り最後の壁となって登場してきた御堂筋。
中々に良いところで終わってるだけに続刊が待たれますがこの作品のことですから近いうちに出ることでしょう。
しかしこのペースで渡辺航さんのお体が持つのかが心配です。
頑張っては欲しいけど、是非とも身体を壊さないようにして欲しいなぁ…
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