■[ラノベ]フレイムヘイズ包囲殲滅戦「灼眼のシャナ」XX
灼眼のシャナ〈20〉 (電撃文庫)
著者/訳者:高橋 弥七郎
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-04-10 )
定価:¥ 536
Amazon価格:¥ 536
文庫 ( 249 ページ )
ISBN-10 : 4048684515
ISBN-13 : 9784048684514
絵師サイト:□■BENJA-MING TOP■□
この20巻を読んで受けた印象はBBBの7巻、王牙再臨に近いですね。
絶望的な状況の主人公サイドの集団が次々と打たれる敵の手に翻弄され、
窮地に追い込まれに追い込まれていく様は手に汗握るんですよね。
読んでてハラハラする展開は心臓に悪いんだけど、結構好きだったりする矛盾。(笑
”祭礼の蛇”が帰還したことで趨勢が喫した戦況も、
更に坂井悠二の口から発した大命宣布が更に徒の勢いを伸ばし、
それでも奮戦するフレイムヘイズの心を折る坂井悠二。
包囲殲滅されるフレイムヘイズは一体どんな手を取れるのか…?
いやー、味方だと心強く、シャナの心の支えにもなる悠二ですけど、
敵に回るとこれほどまでに恐ろしいとは…
御崎市での戦いで判ってたはずなんですけど、
あまりにもえげつない戦いの前提すら壊す策を巡らし実行するとは…
ヒドイ、でもスゴイ。
精鋭の多くを失ったとはいえ、主要メンバーは生き残り、
佐藤という心の支えを持つことができたマージョリーと彼の地の助力を得ることが出来たので、
フレイムヘイズも次の一手はまだ打てるとは思うけど、悠二には敵いそうにないんだよなぁ…
ここはやはり、色々と裏で動いているフィレスが鍵を握っているように思えます。
どうなるんだろ、一体。
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