■[ラノベ]GO!! マッスル!! GO!!「ベン・トー5.5」箸休め ~燃えよ狼~
ベン・トー 5.5 箸休め~燃えよ狼~ (集英社スーパーダッシュ文庫) (ベン・トーシリーズ)
著者/訳者:アサウラ
出版社:集英社( 2010-04-23 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
文庫 ( 280 ページ )
ISBN-10 : 4086305518
ISBN-13 : 9784086305518
作者サイト:アサウラの生存観察室
絵師サイト:Kr3
萌えラノベのお約束を悉く外し、抱腹絶倒の笑いを邁進するベン・トー
その余りの潔さには笑わざるを得ないのですが、
ガチムチを衆人環視の前で披露する佐藤には同情を禁じ得ません。
そして佐藤がハーレム展開に辿り着けない無念さを共感してしまうのです。
まぁ、白粉的には理想郷的な展開みたいですが。
5.5という表記の通りに一応短編集に近い構成で、
時系列的に5巻の後にあるあせびちゃんがメインの中編を中心に、
それぞれの巻の後日談的なエピソードが散りばめられています。
若干、著莪関連のエピソードが多いようですが、
著莪好きな私としてはオールオッケーです。
いやー、それにしても可憐で悪意のないあせびちゃんの疫病神っぷりが光ってましたね。
警備員のおっちゃんとのガチムチコンビを組まざるを得ない状況という時点で、
あせびちゃんが絡んだ運命の狂いっぷりが凄まじかったですが、
決して下手ではない弁当が描く結末は憐れとしか言い様がなかったですね。
私見ですが警備員のおっちゃんは鋼の錬金術師のアームストロング少佐をイメージして読んでいます。
槍水先輩の私服姿のニーソの境目の肌とか、ドレス姿で恥ずかしがってる槍水先輩とか、
あせびちゃんの色々可愛い言動とか一々萌えるんですけど、
やはり幼馴染み属性を遺憾なく発揮する著莪が良いですよね。
二人でベッドで抱き合って寝てるとか、YOUもう結婚しちゃいなYO!ですよ!
そろそろ成年向け二次創作同人誌が出るんじゃないかとワクワクしちゃいますね!
少なくとも佐藤の妄想ではハーレムでヤりまくってると思うのだけど、どうか。
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