■[漫画]乳こそがこの世の理!「魔乳秘剣帖」5巻
魔乳秘剣帖(5) (TECHGIAN STYLE)
著者/訳者:山田 秀樹
出版社:エンターブレイン( 2010-05-24 )
定価:¥ 714
Amazon価格:¥ 714
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4047265659
ISBN-13 : 9784047265653
作者サイト:こんちき堂/こんちきblog
乳のでかさがそのまま女の魅力となるというあまりにも馬鹿な設定の作品なのですが、
これがどうして真面目に時代劇やってるから凄いのです。
正直あまりの馬鹿らしさに笑って良いのか、シリアスなシーンに感じ入れば良いのか、
バクマン。で言うところのシリアスな笑いってのはこういうものを指しているのでしょうか…
ある日、千房たちが立ち寄った村では検乳という奇妙な制度を行っており、
巨乳な一家には田畑が大き目に与えられるも、働き手が居ないと負担ばかりが増える上、
不審火で刈り取り前の稲が燃やされるわ、年貢が減免されずに娘が奉公に行かされるわ、
役人の不正が蔓延っており、遂に廃城を砦に改修して立てこもる事件にまで発展し、
藩のお役人と対決姿勢まで見せるという真面目な展開に…
いやー、正直この作品のシリアス度を舐めてた感があるなぁ、と今更ながらに反省している次第でして。
人死には何度かあったけどここまで大規模且つ、千房の甘えを赤裸々に描くだけでなく、
役人に処罰を下すだけでなく農民にもけじめを付けさせる真面目さには驚かされました。
うーん、やはり馬鹿な設定に反して真面目な時代劇やってるなぁ。
とはいえどう考えても実写ドラマなんて出来るはずもない内容なのは相変わらずなのですが。(笑
農民の蜂起を支えた胸杜家の落ち人から伝授された乳流れの極意を千房が今後どう使うか。
魔乳一族が使う非人道的な豊胸の術が今後どのような展開を生むのか。
笑いとシリアスが奇妙に入り交じった本作の今後には本当に興味津々です。
漫画を見る以前に、フランさんの紹介文を読んだだけで胸が熱くなりますよw これは間違いなくコンチキさんの作品ですが、コンチキさんが全力を発揮して意図的にストッパーを掛けず突っ走るとこんな感じになるんですねぇ……w
確か、この作品に対しては御本人すら、
「誰得? 俺得」
というような主旨を断言していらっしゃった覚えがあります。冷静に狂っている、或いは正常に狂っているレベルですw
コメント by Mya — 2010/5/25 火曜日 @ 14:23:57